📒 ミライのITパス日誌

ITパスポート 用語集(464語)

試験に出る用語を、ITの予備知識がなくても分かる言葉で説明しています。分野・中分類ごとの並びです。用語名の横の「第○話」から、その用語が出てくるマンガに飛べます。

▶ 用語クイズで覚えたか確かめる

ストラテジ系

企業活動(36語)

ROEあーるおーいー 第12話
Return On Equity(自己資本利益率)。当期純利益÷自己資本×100(%)。株主が出したお金を使って、どれだけ効率よく利益を上げたかを表す。
インボイス制度いんぼいすせいど
適格請求書等保存方式。消費税の仕入税額控除を受けるために、登録を受けた事業者が発行する、登録番号や適用税率・税額などを記載した請求書の保存を原則として求める制度。2023年10月開始。
営業利益えいぎょうりえき 第12話
本業のもうけ。売上総利益から「販売費及び一般管理費」(給料・広告費・家賃など)を引いたもの。
ABC分析えーびーしーぶんせき 第29話
パレート図を使い、累積比率で項目をA(重要・上位)、B、Cのグループに分ける方法。Aから重点的に管理する。在庫管理や売れ筋の分析に使われる。
OJTおーじぇいてぃー
実際の仕事をしながら、上司や先輩が部下に必要な知識や技能を教える教育訓練。職場を離れて研修やセミナーで学ぶOff-JTと対になる。
回帰分析かいきぶんせき
気温とアイスの売上のように、ある変数(目的変数)と、それに影響する変数(説明変数)の関係を式で表し、予測に使う分析手法。散布図の点に最も合う直線などを求める。
管理図かんりず 第29話
データを時間の順に折れ線で表し、上方管理限界・下方管理限界の線を引いた図。限界を超えた点や偏りから、工程の異常を見つける。
キャッシュフロー計算書きゃっしゅふろーけいさんしょ 第12話
一定期間の現金の出入りを表す表。営業活動・投資活動・財務活動の3つに分けて示す。利益が出ていても現金が足りない状態を見つけられる。
経営資源けいえいしげん 第7話
会社が活動するために使う材料。ヒト(人材)・モノ(設備や商品)・カネ(資金)・情報(ノウハウやデータ)の4つ。
経常利益けいじょうりえき 第12話
本業以外も含めた、ふだんの活動でのもうけ。営業利益に営業外収益(受取利息など)を足し、営業外費用(支払利息など)を引いたもの。
限界利益げんかいりえき 第15話
売上高から変動費を引いたもの。この中から固定費をまかなう。限界利益が固定費と等しくなる売上高が損益分岐点売上高。
コーポレートガバナンスこーぽれーとがばなんす 第7話
企業統治。経営者が株主などのために正しく経営しているかを監視・けん制するしくみ。社外取締役を置く、内部統制を整えるなど。
固定費こていひ 第15話
売上や販売数量に関係なく、一定額かかる費用。家賃、正社員の給料、機械のリース料、減価償却費など。売上が0でもかかる。
散布図さんぷず 第29話
2つのデータを縦軸と横軸にとって点を打ち、2つの関係(相関)を見る図。右上がりなら正の相関、右下がりなら負の相関。
CSRしーえすあーる 第7話
Corporate Social Responsibility(企業の社会的責任)。利益を追うだけでなく、法令順守・環境への配慮・地域への貢献など、社会の一員としての責任を果たすこと。
GXじーえっくす
グリーントランスフォーメーション。化石燃料中心の経済・社会の仕組みを、太陽光や風力などのクリーンエネルギー中心に転換し、温室効果ガスの排出削減と経済成長の両立をめざす取組み。
事業部制組織じぎょうぶせいそしき 第7話
製品・サービスや地域ごとに事業部を作る組織。各事業部が開発から販売までを担当し、利益に責任を持つ。
ステークホルダすてーくほるだ 第7話
会社の活動に影響を受ける、または影響を与える人や組織。株主・顧客・従業員・取引先・地域社会・行政など。利害関係者。
Society 5.0そさえてぃごーてんぜろ
狩猟・農耕・工業・情報に続く、日本がめざす新しい社会。サイバー空間(仮想空間)と現実の空間を高度に融合させ、経済の発展と社会的な課題の解決を両立する人間中心の社会。
損益計算書そんえきけいさんしょ 第12話
一定期間(1年など)の経営成績を表す表。売上高から費用を段階的に引き、売上総利益・営業利益・経常利益・税引前当期純利益・当期純利益を示す。P/Lともいう。
損益分岐点そんえきぶんきてん 第15話
売上高と総費用(固定費+変動費)がちょうど等しくなり、利益が0になる点。損益分岐点売上高=固定費÷(1−変動費率)。
貸借対照表たいしゃくたいしょうひょう 第12話
ある時点(決算日など)の財政状態を表す表。左に資産、右に負債と純資産を書き、「資産=負債+純資産」になる。バランスシート(B/S)ともいう。
タレントマネジメントたれんとまねじめんと
社員一人ひとりのスキル・経験・適性などの情報を集めて一元的に管理し、採用・配置・育成・評価に生かして、人材の力を最大限に引き出す取組み。
データマイニングでーたまいにんぐ
大量のデータを統計や機械学習の手法で分析し、「おむつと一緒にビールが売れる」のような、人が気づいていなかった規則性や関係を見つけ出すこと。
特性要因図とくせいよういんず 第29話
結果(特性)と、それに影響する原因(要因)の関係を、魚の骨のような形で体系的に整理した図。フィッシュボーン図ともいう。
パレート図ぱれーとず 第29話
項目を件数の多い順に並べた棒グラフと、その累積比率の折れ線グラフを組み合わせた図。どれから手をつけるべきか(重点)を見つけるのに使う。
BIツールびーあいつーる
社内のさまざまなシステムに蓄積されたデータを集計・分析し、グラフやダッシュボードで見える化して、経営や業務の意思決定に役立てるためのソフトウェア。
BCMびーしーえむ
事業継続管理。災害や事故が起きても重要な業務を続けられるよう、計画(BCP)を作るだけでなく、訓練・見直しまで含めて継続的に運用・改善していく管理の活動。
BCPびーしーぴー 第7話
Business Continuity Plan(事業継続計画)。災害・システム障害・感染症などが起きても、重要な業務を止めない、または早く再開するための計画。
ヒストグラムひすとぐらむ 第29話
データをいくつかの区間に分け、区間ごとの件数を棒で表した図。データのばらつき(分布)のようすを見るのに使う。
ブレーンストーミングぶれーんすとーみんぐ 第29話
複数人で自由にアイデアを出し合う方法。批判しない、自由に発言する、質より量、他人の案に便乗してよい、の4つが原則。
変動費へんどうひ 第15話
売上や販売数量に比例して増える費用。原材料費、仕入れた商品の原価、販売手数料、配送料など。売上が0なら0。
変動費率へんどうひりつ 第15話
売上高のうち変動費が占める割合。変動費÷売上高で求める。1から変動費率を引いたものを限界利益率という。
マトリックス組織まとりっくすそしき 第7話
職能(仕事の種類)と事業(製品や地域)の2つの軸を縦横に組み合わせた組織。社員は2人の上司から指示を受けるため、命令が食い違うことがある。
持株会社もちかぶがいしゃ
他の会社の株式を持ち、その会社の事業活動を支配・管理することを目的とする会社。自らは事業を行わずグループ会社の経営に専念するものを純粋持株会社という。
リスキリングりすきりんぐ
DXなどで仕事の内容が変わるのに合わせ、新しい業務や職種で必要になる知識・技能を、働く人が学び直して身につけること。企業が機会を用意して進めることが多い。

法務(37語)

ISOあいえすおー 第37話
国際標準化機構。製品や仕事の進め方の国際規格を作る団体。ISO 9001(品質)、ISO 14001(環境)、ISO/IEC 27001(情報セキュリティ)などのマネジメントシステム規格が有名。
アルゴリズムあるごりずむ 第3話
問題を解くための手順・考え方。プログラムの著作権では保護されない(プログラム言語や規約も保護されない)。
意匠権いしょうけん 第3話
物の見た目(デザイン)を守る権利。出願から25年。
請負うけおい 第20話
請負会社が仕事の完成を約束し、発注者が完成したものに対して代金を支払う契約。作業者に指揮命令をするのは請負会社で、発注者は作業者に直接指示しない。
エコーチェンバーえこーちぇんばー
SNSなどで、自分と似た意見を持つ人どうしでつながってやり取りするうちに、同じ意見ばかりが反響して増幅され、それが正しい・多数派だと思い込んでしまう現象。
オプトインおぷといん 第37話
あらかじめ受け取ることに同意した人にだけ、広告や宣伝のメールを送る方式。特定電子メール法では、広告メールはオプトインが原則。受信を拒否した人には送れない。
偽装請負ぎそううけおい 第20話
形は請負契約なのに、実際には発注者が作業者に直接指揮命令をしている状態。実態は労働者派遣なのに派遣のルールを守っていないことになり、違法となる。
景品表示法けいひんひょうじほう
実際よりも著しく良く見せる表示(優良誤認・有利誤認)や、過大な景品の提供を規制し、消費者が商品を正しく選べるよう守る法律。広告であることを隠したステルスマーケティングも規制の対象。
公益通報者保護法こうえきつうほうしゃほごほう 第37話
勤め先の法令違反などを、社内の窓口や行政機関などに通報した労働者を、解雇などの不利益な扱いから守る法律。
個人情報こじんじょうほう 第10話
生存する個人に関する情報で、氏名や生年月日などで特定の個人を識別できるもの。他の情報と容易に照合して特定できるものや、マイナンバー・顔や指紋のデータなどの個人識別符号も含む。
コンプライアンスこんぷらいあんす 第37話
法令遵守。法律を守ることに加えて、社内のルールや社会の倫理・常識に沿って行動すること。
サイバーセキュリティ基本法さいばーせきゅりてぃきほんほう 第10話
サイバーセキュリティに関する国の基本的な方針と、国・地方公共団体・事業者・国民それぞれの責務を定めた法律。国民にも、サイバーセキュリティの確保に努めることが求められている。
裁量労働制さいりょうろうどうせい
研究開発や企画など、仕事の進め方を本人に大きく任せる業務について、実際に働いた時間ではなく、あらかじめ決めた時間を働いたものとみなす制度。専門業務型と企画業務型がある。
36協定さぶろくきょうてい 第20話
労働基準法の決まりで、法定労働時間を超える残業や休日に働かせるために、会社と労働者の代表が結び、労働基準監督署に届け出る協定。労働基準法第36条にもとづくのでこう呼ぶ。
産業財産権さんぎょうざいさんけん 第3話
特許権・実用新案権・意匠権・商標権の4つ。特許庁に出願して登録されることで権利が生まれる。
GDPRじーでぃーぴーあーる
EU(欧州連合)の一般データ保護規則。EU域内の個人データの保護を定め、EUの人にサービスを提供していれば域外の日本企業にも適用されることがある。違反には高額の制裁金がある。
JISじす 第37話
日本産業規格。日本の国家規格で、工業製品やデータ、サービスなどの標準を定める。JANコードやQRコードもJISで規格化されている。2019年に日本工業規格から名前が変わった。
準委任じゅんいにん 第20話
法律行為ではない事務作業(システムの運用や調査など)を任せる契約。受けた側は作業をきちんと行う責任を負うが、請負と違って仕事の完成までは約束しない。
商標権しょうひょうけん 第3話
商品名やロゴマークを守る権利。登録から10年で、更新すればずっと続けられる。
情報流通プラットフォーム対処法じょうほうりゅうつうぷらっとふぉーむたいしょほう 第37話
ネットの書き込みで権利を侵害されたときの、発信者情報の開示請求や、大きなSNSなどの事業者による削除の申し出への対応などを定めた法律。2025年4月に「プロバイダ責任制限法」から改正・改称された。
職務著作しょくむちょさく 第3話
社員が仕事として作り、会社の名前で公表した著作物は、原則として会社が著作者になるという決まり。
第三者提供だいさんしゃていきょう 第10話
個人データを本人や自社以外の者に渡すこと。原則として本人の同意が必要。法令に基づく場合や人の生命を守るために必要な場合などは例外。業務の委託先に渡すことは第三者提供に当たらない。
中小受託取引適正化法ちゅうしょうじゅたくとりひきてきせいかほう 第20話
略して取適法。発注側が中小の受託側に不利な取引を押しつけないよう、代金の支払遅延・減額・不当な返品などを禁じる法律。2026年1月に「下請法」から改正・改称された。
文章・絵・音楽・写真・プログラムなど、作品を作った人の権利。作った瞬間に自動で発生し、届け出や登録はいらない。保護期間は原則、著作者の死後70年。
デファクトスタンダードでふぁくとすたんだーど 第37話
公的な機関が決めたのではなく、市場で多くの人に使われた結果、事実上の標準になったもの。ISOやJISのように公的機関が決めた標準はデジュレスタンダードという。
独占禁止法どくせんきんしほう
私的独占、企業どうしで価格を申し合わせるカルテルなどの不当な取引制限、不公正な取引方法を禁止し、公正で自由な競争を守る法律。公正取引委員会が運用する。
特定商取引法とくていしょうとりひきほう
訪問販売・通信販売・電話勧誘販売など、トラブルになりやすい取引について事業者が守るルールを定めた法律。通信販売の広告に表示すべき事項や、訪問販売などのクーリング・オフを定める。
匿名加工情報とくめいかこうじょうほう 第10話
特定の個人を識別できないように個人情報を加工し、元の個人情報に戻せないようにした情報。決められた加工のルールや公表などを守れば、本人の同意がなくても第三者に提供できる。
特許権とっきょけん 第3話
新しい技術のアイデア(発明)を守る権利。出願から20年。
PL法ぴーえるほう 第20話
製造物責任法。製造物の欠陥で人の生命・身体・財産に損害が出たとき、製造業者などは過失がなくても賠償責任を負うと定めた法律。ソフトウェア単体は製造物に当たらない。
フィルターバブルふぃるたーばぶる
検索サイトやSNSが利用者の好みを学習して、見たい情報ばかりを表示するため、泡に包まれたように自分と異なる意見や情報が見えにくくなる状態。原因は表示を選ぶアルゴリズム。
不正アクセス禁止法ふせいあくせすきんしほう 第10話
他人のIDやパスワードを無断で使ってログインすることや、セキュリティの弱点を突いて侵入することを禁止する法律。他人のIDやパスワードを本人に無断で第三者に教えることも禁止している。
不正指令電磁的記録に関する罪ふせいしれいでんじてききろくにかんするつみ 第10話
いわゆるウイルス作成罪。正当な理由なく、他人のコンピュータで勝手に動くウイルスなどを作る・人に渡す・保管するといった行為を罰する。刑法に定められている。
フレックスタイム制ふれっくすたいむせい
一定の期間(清算期間)の総労働時間を決めたうえで、毎日の始業・終業の時刻を働く人が自分で決められる制度。必ず勤務するコアタイムを設けることもある。
要配慮個人情報ようはいりょこじんじょうほう 第10話
人種、信条、社会的身分、病歴、犯罪の経歴、犯罪の被害にあった事実など、差別や偏見につながるおそれがあり、特に配慮が必要な個人情報。取得には原則として本人の同意が必要。
労働者派遣ろうどうしゃはけん 第20話
派遣元(派遣会社)が雇っている労働者を、派遣先の会社で働かせるしくみ。雇用契約は派遣元と結び、仕事の指揮命令は派遣先が行う。派遣された人をさらに別の会社へ派遣する二重派遣は禁止。
忘れられる権利わすれられるけんり
インターネット上に残り続ける自分の個人情報や過去の記録について、検索結果やサイトからの削除を求めることができるという考え方。GDPRでは「消去の権利」として定められている。

経営戦略マネジメント(40語)

RFM分析あーるえふえむぶんせき
顧客を「最後に買った日がどれだけ最近か」「どれだけよく買うか」「いくら使ったか」の3つの指標で分類し、優良顧客を見つけて販売促進に生かす分析手法。
AIDMAあいどま 第17話
消費者が商品を買うまでの心の動き。Attention(注意)→Interest(関心)→Desire(欲求)→Memory(記憶)→Action(行動)。
アウトソーシングあうとそーしんぐ 第25話
自社の業務の一部を、外部の専門企業に任せること(外部委託)。自社は得意な業務に集中できる。
アンゾフの成長マトリクスあんぞふのせいちょうまとりくす
「製品」と「市場」をそれぞれ既存・新規に分けた4つの組合せで、市場浸透・市場開拓・製品開発・多角化という企業の成長の方向を整理する考え方。
ESG投資いーえすじーとうし
売上や利益などの財務情報だけでなく、環境(Environment)・社会(Social)・企業統治(Governance)への取組みも考えて、投資先の企業を選ぶこと。
SEOえすいーおー
検索エンジン最適化。検索サイトで自社のWebページが上位に表示されるよう、ページの内容や構成を工夫すること。広告費を払って表示させるリスティング広告とは違う。
STPえすてぃーぴー 第17話
セグメンテーション(市場を分ける)、ターゲティング(狙う顧客層を決める)、ポジショニング(競合と比べた立ち位置を決める)の順で進めるマーケティングの手順。
M&Aえむあんどえー 第25話
Mergers and Acquisitions(合併と買収)。他社と1つの会社になったり、他社の株式を買って経営権を得たりすること。技術や顧客を短期間で手に入れられる。
OEMおーいーえむ
相手先ブランドによる生産。製造を担当する企業が、他社のブランド名で販売される製品を作って供給すること。販売する側は工場を持たずに品ぞろえを増やせる。
オムニチャネルおむにちゃねる 第17話
実店舗・Webサイト・アプリなど、すべての販売経路を連携させ、顧客がどこからでも同じように買い物できるようにすること。
外部環境がいぶかんきょう 第2話
自社ではコントロールできない外の要因。景気、法改正、競合の参入、流行など。SWOT分析の機会・脅威に当たる。
カニバリゼーションかにばりぜーしょん
共食い。自社の新製品や新店舗が、自社の既存の製品や店舗の顧客を奪ってしまい、会社全体としては売上が思ったほど増えないこと。
金のなる木かねのなるき 第2話
PPMの分類。市場成長率が低く、市場占有率が高い事業。追加の投資が少なくても稼げるので、得たお金を他の事業に回す。
規模の経済きぼのけいざい
生産や販売の量が増えるほど、製品1個あたりにかかる費用(固定費の負担など)が下がり、有利になること。累積の生産量が増えて経験から効率が上がる経験曲線効果とは区別する。
KGIけーじーあい 第25話
Key Goal Indicator(重要目標達成指標)。最終的なゴールを達成できたかを測る指標。例:売上高1.5倍。
KPIけーぴーあい 第25話
Key Performance Indicator(重要業績評価指標)。最終目標(KGI)に向かう途中の達成度を、数値で測る指標。例:有料会員への切替率。
コアコンピタンスこあこんぴたんす 第25話
他社がまねできない、その会社の中核となる強み。技術やノウハウなど。これを軸に事業を広げるのが基本。
コモディティ化こもでぃてぃか
市場に参入する企業が増え、製品の機能や品質に差がなくなって、消費者が価格だけで選ぶようになること。値下げ競争になり利益が出にくくなる。
CSFしーえすえふ 第25話
Critical Success Factor(重要成功要因)。目標を達成するために、特に重要な成功のカギとなる要因。KSFともいう。
市場占有率しじょうせんゆうりつ 第2話
その市場全体の売上のうち、自社が占める割合。シェアともいう。
シックスシグマしっくすしぐま
統計の手法を使って業務のばらつきを減らし、不良品の発生を100万回に3.4回程度まで抑えることをめざす品質管理の手法。DMAICという5つの手順で改善を進める。
垂直統合すいちょくとうごう
原材料の調達・製造・販売など、製品が消費者に届くまでの流れの上流や下流にある事業を、自社やグループに取り込むこと。同じ段階の同業者をまとめるのは水平統合。
SWOT分析すうぉっとぶんせき 第2話
会社の状況を、強み(S)・弱み(W)・機会(O)・脅威(T)の4つに分けて整理する方法。強み・弱みは内部環境、機会・脅威は外部環境。
スキミングプライシングすきみんぐぷらいしんぐ
新製品を最初は高い価格で売り出し、新しいもの好きの層から早く利益を得て開発費を回収する価格戦略。最初から低い価格でシェアを取るペネトレーションプライシングと対になる。
3C分析すりーしーぶんせき 第17話
顧客・市場(Customer)、競合(Competitor)、自社(Company)の3つの観点から、自社を取り巻く環境を分析する方法。
SECIモデルせきもでる
個人の頭の中のコツ(暗黙知)と文書などの形になった知識(形式知)を、共同化・表出化・連結化・内面化の4段階で変換し、組織の知識を生み出すナレッジマネジメントの考え方。
ダイナミックプライシングだいなみっくぷらいしんぐ
需要と供給の状況に合わせて、商品やサービスの価格をこまめに変動させる価格設定。混む日のホテル代やスポーツ観戦のチケットを高く、すいている日は安くするなど。
TOBてぃーおーびー
株式公開買付け。ある会社の株式を、買付けの期間・価格・株数などをあらかじめ公表して、市場の外で多くの株主から一度に買い集める方法。買収で経営権を得るためによく使う。
内部環境ないぶかんきょう 第2話
自社の中にある要因。技術力、人材、ブランド、資金など。SWOT分析の強み・弱みに当たる。
バランススコアカードばらんすすこあかーど 第25話
財務・顧客・業務プロセス・学習と成長の4つの視点から目標や指標を立て、戦略を評価・管理する手法。BSCともいう。
バリューチェーンばりゅーちぇーん
価値連鎖。企業の活動を、購買物流・製造・販売などの主活動と、人事や技術開発などの支援活動に分け、どの活動で価値(利益)が生まれているかを分析する考え方。
PPMぴーぴーえむ 第2話
プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント。市場成長率と市場占有率で事業を「花形・金のなる木・問題児・負け犬」に分け、お金の配分を考える方法。
VRIO分析ぶりおぶんせき
自社の経営資源を、経済的価値・希少性・模倣困難性・組織の4つの観点で評価し、競争で優位に立てる強みかどうかを分析する手法。
ブルーオーシャン戦略ぶるーおーしゃんせんりゃく
競争の激しい既存の市場(レッドオーシャン)で戦うのではなく、新しい価値を生み出して、競争相手のいない未開拓の市場を切り開こうとする戦略。
プロダクトライフサイクルぷろだくとらいふさいくる 第17話
製品が市場に出てから消えるまでを、導入期・成長期・成熟期・衰退期の4つに分ける考え方。時期によって売上や競争の状況、とるべき戦略が変わる。
ペネトレーションプライシングぺねとれーしょんぷらいしんぐ
新製品を最初から低い価格で売り出し、早く多くの顧客を獲得して市場シェアを広げる価格戦略。最初は高く売って開発費を早く回収する戦略と対になる。
問題児もんだいじ 第2話
PPMの分類。市場成長率が高く、市場占有率が低い事業。投資して花形に育てるか、撤退するかを判断する。
4Cよんしー 第17話
買い手から見たマーケティングの4つの要素。顧客にとっての価値、顧客の負担(コスト)、入手のしやすさ(利便性)、対話(コミュニケーション)。4Pと1対1で対応する。
4Pよんぴー 第17話
売り手から見たマーケティングの4つの要素。Product(製品)、Price(価格)、Place(流通)、Promotion(販売促進)。組み合わせることをマーケティングミックスという。
リスティング広告りすてぃんぐこうこく
検索サイトで利用者が入力したキーワードに連動して、検索結果の画面に表示される広告。検索連動型広告ともいい、クリックされた回数に応じて費用を払う方式が多い。

技術戦略・ビジネスインダストリ(44語)

RFIDあーるえふあいでぃー 第42話
電波を使って、ICタグに記録された情報を触れずに読み書きする技術。光で1つずつ読むバーコードと違い、離れた所から複数のタグをまとめて読め、箱の中のタグも読める。
RPAあーるぴーえー 第22話
Robotic Process Automation。人がパソコンで行う決まった手順の事務作業(データの転記や集計など)を、ソフトウェアのロボットに自動で行わせること。
IoTあいおーてぃー 第22話
Internet of Things(モノのインターネット)。家電・自動車・工場の機械などにセンサーや通信機能をつけ、インターネットにつないで情報をやり取りするしくみ。
ERPいーあーるぴー 第32話
企業資源計画(Enterprise Resource Planning)。会計・人事・生産・販売などの基幹業務を統合して管理し、経営資源を有効に使う考え方。そのための製品をERPパッケージという。
eKYCいーけーわいしー 第42話
オンラインで完結する本人確認。スマートフォンで本人確認書類と、その場で撮影した本人の顔の画像を送るなどして、口座開設などの手続きを窓口に行かずに終えられる。
ECいーしー 第32話
電子商取引(Electronic Commerce)。インターネットなどを使って商品やサービスを売り買いすること。取引の相手によってBtoB・BtoC・CtoCなどに分けられる。
イノベーションのジレンマいのべーしょんのじれんま 第40話
業界で成功している大企業が、今の顧客が求める改良に力を注ぐあまり、最初は小さく性能も低い新しい技術を軽く見て、新しく出てきた企業に市場を奪われること。
SCMえすしーえむ 第32話
供給連鎖管理(Supply Chain Management)。資材の調達から生産・物流・販売までを一つの流れとしてとらえ、企業の枠をこえて全体を最適化する考え方・システム。
NFTえぬえふてぃー
非代替性トークン。ブロックチェーンを使って、デジタルの絵や音楽などに「世界に1つだけのもの」という証明や所有者の記録をつけたもの。他と交換できない唯一性がある。
MOT(技術経営)えむおーてぃー 第40話
技術を持つ企業が、研究開発の成果を製品やサービスにして、会社の利益(経済的な価値)に結びつけるための経営の考え方。技術と経営の両方を見る。
OMOおーえむおー
オンラインとオフライン(実店舗)を区別せず一体のものとして考え、顧客にとって最もよい購買体験を提供しようとする考え方。ネットから店へ送客するO2Oよりも融合が進んだ形。
O2Oおーつーおー 第32話
Online to Offline。ネット上の情報やクーポンなどで、実店舗(オフライン)への来店や購買を促す取り組み。
オープンイノベーションおーぷんいのべーしょん 第40話
研究開発を自社の中だけで完結させず、大学・他社・スタートアップなど外部の技術やアイデアを組み合わせて、新しい価値を生み出すこと。
過学習かがくしゅう 第41話
機械学習で、学習用のデータに合わせすぎてしまい、学習データでは高い精度が出るのに、初めて見る新しいデータではうまく予測できなくなる状態。
かんばん方式かんばんほうしき 第42話
JIT(ジャストインタイム)を実現する生産のやり方。後の工程が、部品の種類や数を書いた票を使って、使った分だけを前の工程から引き取り、前の工程は引き取られた分だけを作る。
機械学習きかいがくしゅう 第22話
コンピュータが大量のデータから規則性やパターンを自分で見つけ出し、予測や判断に使えるようにする技術。教師あり学習・教師なし学習・強化学習に大きく分けられる。
キャズムきゃずむ 第40話
新しい製品が、新しもの好きの初期採用者(アーリーアダプター)には売れても、慎重な多数派(アーリーマジョリティ)に広がる前にある深い溝。越えないと普及しない。
CASEけーす
自動車業界の大きな変化を表す4つの言葉の頭文字。インターネットにつながる(Connected)・自動運転(Autonomous)・シェアリング(Shared)・電動化(Electric)。
サイバーフィジカルシステム(CPS)さいばーふぃじかるしすてむ 第42話
現実世界のデータをセンサーなどで集め、コンピュータの中で分析し、その結果を現実世界に戻して機器の制御などに役立てるしくみ。集める→分析→戻す、をくり返し回す。
CRMしーあーるえむ 第32話
顧客関係管理(Customer Relationship Management)。顧客の情報や購入・問い合わせの履歴を一元管理し、顧客と長く良い関係を築いて利益を高める考え方・システム。
CBDCしーびーでぃーしー
中央銀行デジタル通貨。国の中央銀行が発行する、デジタルの形をした法定通貨。民間の企業が発行する電子マネーや、発行者のいない暗号資産とは違う。
自動運転レベルじどううんてんれべる 第42話
車の運転をどこまでシステムが行うかを0〜5の6段階で表したもの。レベル2までは運転の主体は人で、システムは支援。レベル3以上は特定の条件の下などでシステムが運転の主体になる。
死の谷しのたに 第40話
開発した技術や製品を事業にする段階で、資金や人材が足りずに先へ進めなくなる障壁。研究→開発の壁は魔の川、事業化→産業化の壁はダーウィンの海という。
ジャストインタイム(JIT)じゃすといんたいむ
必要なものを、必要なときに、必要な量だけ作ったり調達したりして、在庫をできるだけ持たないようにする生産方式。それを実現する道具が、作業指示の札を使うかんばん方式。
生成AIせいせいえーあい 第22話
学習したデータをもとに、文章・画像・音声などを新しく作り出すAI。もっともらしい誤りを答えるハルシネーションが起こることがあり、内容は人が確かめる必要がある。
説明可能なAI(XAI)せつめいかのうなえーあい 第41話
AIが出した予測や判断について、なぜそうなったのか根拠を人が理解できる形で示す技術や考え方。中身がブラックボックスになりやすいAIの透明性を高める。
大規模言語モデル(LLM)だいきぼげんごもでる 第41話
膨大な量の文章で学習し、文脈に合う次の言葉を予測することで、人と会話したり文章を作ったりできるAIのモデル。チャット型の生成AIの中心となる技術。
ディープフェイクでぃーぷふぇいく 第41話
深層学習などのAI技術で作った、本物そっくりの偽の映像・画像・音声。実在の人物が言っていないことを話しているように見せ、詐欺や偽情報に悪用される。
ディープラーニングでぃーぷらーにんぐ 第22話
深層学習。人の脳の神経のつながりをまねたニューラルネットワークを多層にした機械学習の手法。どこに注目すればよいか(特徴)もデータから自動で学ぶ。画像認識や生成AIで使われる。
デザイン思考でざいんしこう 第40話
使う人の立場に立って本当の困りごとを見つけ、アイデアを出し、試作とテストを素早くくり返して解決策を作る考え方。共感→問題定義→発想→試作→テストの流れ。
デジタルツインでじたるついん 第42話
現実の物・設備・街などからセンサーで集めたデータをもとに、仮想空間にそっくりの「双子」を再現したもの。現実では難しい試験や将来の予測を、仮想空間でシミュレーションできる。
トレーサビリティとれーさびりてぃ
追跡可能性。食品などの製品が、いつ・どこで作られ、どのような経路で届いたかを、生産から消費までさかのぼって確認できること。問題が起きたときの原因究明や回収に役立つ。
人間中心のAI社会原則にんげんちゅうしんのえーあいしゃかいげんそく 第41話
日本政府が2019年に示した、AIを社会で使うときの基本的な考え方。AIは人の尊厳を守り人を幸せにするための道具とし、プライバシー確保・公平性・説明責任・透明性などの原則を挙げる。
バックキャスティングばっくきゃすてぃんぐ
まず未来のあるべき姿(目標)を描き、そこから逆算して、今から何をすべきかを考える方法。今の延長線上で未来を予測するフォーキャスティングと対になる。
PoC(概念実証)ぴーおーしー 第40話
新しいアイデアや技術が本当に実現できるかを、本格的に開発・導入する前に小さな規模で試して確かめること。効果や価値を確かめるPoV(価値実証)と区別する。
ビッグデータびっぐでーた 第22話
量がとても多く、種類もさまざまで、次々と生まれるデータ。SNSの投稿やセンサーの記録など。分析して新しいサービスや経営の判断に役立てる。
ヒューマンインザループひゅーまんいんざるーぷ 第41話
AIの判断や処理の流れの途中に人が関わり、確認・修正・最終判断を行うしくみ。AIに任せきりにせず、重要な場面で人のチェックを入れて誤りを防ぐ。
ファインチューニングふぁいんちゅーにんぐ 第41話
大量のデータで学習済みのAIモデルに、目的に合ったデータで追加の学習を行い、モデルのパラメータを微調整して特定の用途に合わせること。
フィンテックふぃんてっく 第32話
金融(Finance)と技術(Technology)を合わせた言葉。スマホ決済、家計簿アプリ、ネット送金など、ITを使った新しい金融サービス。
フリーミアムふりーみあむ
基本的な機能やサービスは無料で提供して多くの利用者を集め、より高度な機能や追加のサービスを使う一部の利用者から料金をもらって収益を得るビジネスモデル。
ブロックチェーンぶろっくちぇーん 第22話
取引の記録をブロックにまとめて鎖のようにつなぎ、ネットワーク上の多くの参加者で共有して管理する技術。過去の記録の改ざんがとても難しい。暗号資産などで使われる。
POSシステムぽすしすてむ
販売時点情報管理。商品が売れたその時点で、レジでバーコードを読み取り、何が・いつ・いくつ売れたかを記録して、在庫管理や売れ筋の分析に使うしくみ。
MaaSまーす 第42話
電車・バス・タクシー・シェアサイクルなど複数の移動手段を、1つのサービスとしてまとめること。アプリなどで、経路の検索から予約・支払いまでを一度にできる。
ロングテールろんぐてーる 第32話
ネット販売では、売れる数が少ない多品種の商品でも、売上を合計すると全体の中で大きな割合になるという考え方。グラフの右に長く伸びる「しっぽ」から。

システム戦略(29語)

RFIあーるえふあい 第35話
情報提供依頼(Request For Information)。調達のはじめに、候補の会社へ技術や製品、実績などの情報の提供を求めること。RFPを作る準備になる。
RFPあーるえふぴー 第35話
提案依頼書(Request For Proposal)。システムの要件や条件を示し、候補の会社に提案書や見積書の提出を求める文書。
IaaSあいあーす 第27話
Infrastructure as a Service。サーバ・ストレージ・ネットワークなどの設備(インフラ)を借りる形。OSから上は利用者が用意・管理する。
EAいーえー
エンタープライズアーキテクチャ。組織全体の業務とシステムを、ビジネス・データ・アプリケーション・テクノロジの4つの体系で整理し、全体最適の観点から見直すための手法。
ASPえーえすぴー
アプリケーションを、ネットワークを通じて利用者に提供する事業者や、その提供の形態。ソフトは事業者のサーバで動き、利用者はブラウザなどで使う。SaaSの先がけにあたる。
SoRえすおーあーる
記録のためのシステム。受発注・会計・在庫など、データを正確に記録し確実に処理することを重視する基幹系のシステム。顧客とのつながりを重視するシステムと対比される。
SoEえすおーいー
顧客や利用者とのつながりを深めることを重視するシステム。SNSやスマホアプリなど、変化に合わせて素早く作り変えることが求められる。正確な記録を重視する基幹系と対比される。
M2Mえむつーえむ
人を介さずに、機械どうしがネットワークで直接データをやり取りし、監視や制御を自動で行うこと。例:自動販売機が在庫の少なさを自動で知らせる。
オンプレミスおんぷれみす 第27話
サーバやソフトウェアを自社で用意し、自社の施設の中で運用する形。クラウドと対比される。自由度は高いが、購入・設置・保守の手間と費用がかかる。
機能要件きのうようけん 第35話
システムが「何をするか」についての要件。例:領収書を登録できる、上司が承認できる、など。
グリーン調達ぐりーんちょうたつ
製品やサービス、部品などを購入するときに、品質や価格だけでなく、環境への負荷ができるだけ小さいものを優先して選ぶこと。
ゲーミフィケーションげーみふぃけーしょん
ポイント・ランキング・バッジ・レベルアップなど、ゲームの要素や考え方を、学習・健康管理・業務などゲーム以外の分野に取り入れて、やる気や継続を引き出すこと。
SaaSさーす 第27話
Software as a Service。アプリケーション(ソフトウェア)まで、ネット経由のサービスとして借りて使う形。例:Webメール、オンライン会議、クラウド会計。
情報銀行じょうほうぎんこう
個人との契約にもとづいて個人データを預かって管理し、本人の指示や同意した条件の範囲で、本人に代わって適切な事業者に提供するしくみ。提供で得た便益は本人に還元される。
DaaSだーす
パソコンのデスクトップ環境(OSやアプリ)を、クラウドのサービスとしてネット経由で提供する形。利用者の端末には画面が送られてくるだけで、データは端末に残りにくい。
DXでぃーえっくす 第27話
デジタルトランスフォーメーション。データとデジタル技術を使って、製品・サービスやビジネスモデル、業務そのもの、組織や企業文化までを変え、競争で優位に立つこと。
DFDでぃーえふでぃー 第35話
Data Flow Diagram。データの流れと処理を、プロセス(処理)・データフロー・データストア(保存先)・外部実体の記号で表した図。業務の分析に使う。
デジタルディバイドでじたるでぃばいど
情報格差。ITを使える人と使えない人の間に生まれる、情報・機会・収入などの格差。年齢・地域・経済的な事情などによって生じる。
PaaSぱーす 第27話
Platform as a Service。アプリを開発・実行するための土台(OS・ミドルウェア・実行環境など)を借りる形。アプリは利用者が自分で作る。
ハイブリッドクラウドはいぶりっどくらうど
不特定多数で共有するクラウドと、自社専用のクラウドやオンプレミスを組み合わせて使う形。機密性の高いデータは自社側、それ以外は共有側、と使い分ける。
パブリッククラウドぱぶりっくくらうど
クラウド事業者の設備を、不特定多数の企業や個人が共有して使う形のクラウド。すぐに使い始められて費用も安いが、自社に合わせた細かい設定の自由度は低い。
PDSぴーでぃーえす
パーソナルデータストア。個人が自分のデータを自ら蓄積・管理し、だれにどのデータを提供するかを本人が直接決めるしくみ。事業者に管理を任せる情報銀行と対比される。
BPRびーぴーあーる 第27話
ビジネスプロセスリエンジニアリング。今の業務のやり方を根本から見直し、業務プロセスを抜本的に作り直すこと。少しずつの改善とは異なる。
BPMNびーぴーえむえぬ 第35話
Business Process Model and Notation。業務の流れを表すための標準の書き方。担当ごとのレーンに、作業・分岐・イベントなどを並べて描く。
BYODびーわいおーでぃー 第27話
Bring Your Own Device。従業員が私物のスマートフォンやPCを、会社の許可のもとで業務に使うこと。会社に無断で使うのはシャドーIT。
非機能要件ひきのうようけん 第35話
機能以外の要件。「どれくらいうまく動くか」にあたる。性能(応答時間)、信頼性(止まりにくさ)、セキュリティ、使いやすさ、運用・保守のしやすさなど。
プライベートクラウドぷらいべーとくらうど
特定の1つの企業だけが専用で使うクラウド環境。自社の中に作る場合と、事業者の設備を専有する場合がある。費用はかかるが、セキュリティや設定の自由度が高い。
要件定義ようけんていぎ 第35話
システムや業務に求めることを明らかにし、関係者で合意する工程。まず業務要件を定め、それを実現するための機能要件・非機能要件を決める。
ワークフローシステムわーくふろーしすてむ
申請→承認→決裁といった社内の手続きの流れを電子化し、書類の回付や、だれの承認で止まっているかなどの状況を管理するしくみ。

マネジメント系

開発技術(27語)

アジャイルあじゃいる 第24話
短い期間で「作る→動くものを見せる→意見を取り入れる」をくり返し、変化に素早く対応する開発の考え方。代表的な手法にスクラムやXPがある。
ウォーターフォールモデルうぉーたーふぉーるもでる 第24話
要件定義→設計→プログラミング→テストと、工程を上から順に1回ずつ進める開発モデル。前の工程に戻らないことを前提にする。計画や進み具合を管理しやすい。
XPえっくすぴー 第24話
エクストリーム・プログラミング。アジャイルの手法の1つで、ペアプログラミング、テスト駆動開発、リファクタリングなど具体的な実践(プラクティス)を定めている。
MLOpsえむえるおぷす
機械学習のモデルを作ってから本番で運用し、精度を監視して再学習するまでを、継続的・効率的に回すための取組み。開発と運用を一体で回す考え方を機械学習に広げたもの。
オブジェクト指向おぶじぇくとしこう
データと、それを扱う手続き(メソッド)をひとまとめにした部品を単位として、システムを組み立てる考え方。中身を隠すカプセル化や、性質を引き継ぐ継承などの特徴がある。
回帰テストかいきてすと 第9話
プログラムを修正・変更したあと、変更していない部分に悪い影響(新しい不具合)が出ていないかを確かめるテスト。リグレッションテストともいう。
結合テストけつごうてすと 第9話
単体テストを終えた部品(モジュール)を組み合わせ、部品どうしのデータの受け渡しやつなぎ目が正しく動くかを確かめるテスト。
コードレビューこーどれびゅー
作成したプログラムのソースコードを、作った人以外の開発者が読んで確認し、誤りや読みにくさ、改善点を見つけること。プログラムを動かさずに行う。
システムテストしすてむてすと 第9話
システム全体が要件どおりに動くかを、開発側が確かめるテスト。機能のほか、性能(速さ)や大量のデータへの耐性なども確かめる。総合テストともいう。
スクラムすくらむ 第24話
アジャイルの代表的な手法。スプリントという短い区切りをくり返す。プロダクトオーナー・スクラムマスター・開発者がチームとして進める。
スプリントバックログすぷりんとばっくろぐ
スクラムで、1回の短い開発期間の中でやると決めた項目と、それを仕上げるための作業の一覧。開発者が作り、日々更新する。
性能テストせいのうてすと
応答時間や、一定時間に処理できる件数(スループット)など、システムの処理能力が要件を満たしているかを確かめるテスト。システムテストの一つ。
DevOpsでぶおぷす 第24話
開発(Development)担当と運用(Operations)担当が協力し、自動化なども使って、新しい機能を素早く安全にリリースし続ける取り組み。
品質特性ひんしつとくせい
ソフトウェアの品質を評価するための観点。JIS X 25010では、機能適合性・性能効率性・互換性・使用性・信頼性・セキュリティ・保守性・移植性などに分けて考える。
V字モデルぶいじもでる 第9話
開発の工程とテストの対応をV字で表したもの。要件定義は運用テスト、外部設計はシステムテスト、内部設計は結合テストで確かめる、のように対応させる。
負荷テストふかてすと
アクセスやデータの量を増やして、想定した最大の量をかけても、システムが正しく動き続けられるかを確かめるテスト。限界をこえたときにどうなるかも確かめる。
ブラックボックステストぶらっくぼっくすてすと 第9話
プログラムの中身(内部構造)は見ずに、入力に対して仕様どおりの出力が出るかだけを確かめるテスト。
プロダクトバックログぷろだくとばっくろぐ
スクラムで、プロダクトに必要な機能や改善などを、優先順位の高い順に並べた一覧。プロダクトオーナーが責任を持ち、状況に合わせて並べ替え・見直しを続ける。
プロトタイピングモデルぷろとたいぴんぐもでる 第24話
開発の早い段階で試作品(プロトタイプ)を作って利用者に見せ、要求を確かめながら進める開発モデル。利用者とのくい違いを早く見つけられる。
ホワイトボックステストほわいとぼっくすてすと 第9話
プログラムの中身(内部構造)に注目し、命令や分かれ道(条件分岐)が正しく通るかを確かめるテスト。主に単体テストで使う。
UMLゆーえむえる
オブジェクト指向の分析や設計で使う、図の描き方の標準。クラス図・ユースケース図・シーケンス図・アクティビティ図など、目的に合わせた多くの図がある。
ユーザーストーリーゆーざーすとーりー
アジャイル開発で、求める機能を「(役割)として、(したいこと)をしたい。それは(理由)のためだ」のように、利用者の立場から短い文で書いたもの。
ユースケースゆーすけーす
利用者(アクター)がシステムを使って達成したいことを、利用者の視点で表したもの。UMLでは、人形の記号のアクターと、だ円の機能を線で結んだ図で描く。
要件定義ようけんていぎ 第9話
システム開発の最初の工程。利用者が何をしたいか、システムに何が必要か(機能・性能など)を明らかにしてまとめる。
リバースエンジニアリングりばーすえんじにありんぐ 第24話
すでにあるソフトウェアや製品を分析して、仕組みや設計(仕様)を明らかにすること。プログラムから設計書を作り直すときなどに使う。
類推見積法るいすいみつもりほう
過去に似たシステムを開発したときの実績(規模・工数・費用)をもとに、今回の開発の規模や費用を見積もる方法。早い段階でも使えるが、精度は似た事例の有無に左右される。
レトロスペクティブれとろすぺくてぃぶ
スクラムで、短い開発期間の最後に、チームの進め方や人間関係・道具などを振り返り、次の期間に向けた改善策を決める場。完成品を確認するレビューとは別に行う。

プロジェクトマネジメント(14語)

アローダイアグラムあろーだいあぐらむ 第4話
作業の順番と所要日数を、矢印と丸(結合点)で表した図。PERT図ともいう。
ガントチャートがんとちゃーと 第4話
横軸を日付にして、作業ごとの予定と実績を横棒で表した図。進み具合が一目でわかる。
クリティカルパスくりてぃかるぱす 第4話
開始から終了までの経路のうち、いちばん日数がかかる経路。この上の作業が遅れると、プロジェクト全体が遅れる。
スコープすこーぷ 第19話
プロジェクトで作る成果物と、そのために必要な作業の範囲。スコープマネジメントでは範囲を決め、WBSで作業を洗い出し、勝手に広がらないよう管理する。
ステークホルダすてーくほるだ 第19話
プロジェクトに関わる人や組織、影響を受ける人や組織。発注者、利用者、メンバー、協力会社、経営者など。利害関係者ともいう。
WBSだぶりゅーびーえす 第4話
Work Breakdown Structure(作業分解構成図)。プロジェクトの作業を、大きなものから細かいものへ階層的に分解したもの。
PMBOKぴんぼっく 第19話
プロジェクトマネジメントの知識をまとめた手引き(米国PMIが発行)。統合・スコープ・スケジュール・コスト・品質・資源・コミュニケーション・リスク・調達・ステークホルダなどの知識エリアで整理されてきた。
プロジェクトぷろじぇくと 第19話
決まった期間で、独自の成果物を作り出すための一時的な取り組み。始まりと終わりがある(有期性)、毎回内容が違う(独自性)のが特徴。毎日くり返す定常業務とは違う。
プロジェクト憲章ぷろじぇくとけんしょう
立ち上げる仕事を、組織として正式に認可する文書。目的・概要・主な成果物・責任者とその権限などを記す。
プロジェクト資源マネジメントぷろじぇくとしげんまねじめんと
計画した仕事に必要なメンバーや設備・資材などを見積もって確保し、チームを作って育て、適切に配置・管理すること。
プロジェクト調達マネジメントぷろじぇくとちょうたつまねじめんと
計画した仕事に必要な製品やサービスを外部から手に入れるため、購入先の選定、契約の締結、相手の仕事ぶりの管理などを行うこと。
プロジェクト統合マネジメントぷろじぇくととうごうまねじめんと 第19話
ほかの知識エリアをまとめ、プロジェクト全体の計画を作ったり、変更の影響を全体で調整したりする知識エリア。
プロジェクトマネジメントぷろじぇくとまねじめんと 第4話
期限・予算・品質の目標を達成するため、作業や人・お金を計画して管理すること。
リスク対応りすくたいおう 第19話
まだ起きていない「起こるかもしれない悪いこと」への備え方。マイナスのリスクには、回避・転嫁・軽減・受容の4つの対応がある。

サービスマネジメント・監査(26語)

ITガバナンスあいてぃーがばなんす 第31話
経営者が主導して、ITの戦略や活用を方向づけ、評価し、監視するしくみ。ITを事業の目標の達成に役立てるためのもの。
ITILあいてぃる 第14話
ITサービスを運用・管理するための成功例(ベストプラクティス)をまとめたガイドブック。英国で生まれ、世界中で使われている。
インシデント管理いんしでんとかんり 第14話
サービスの中断や品質の低下(インシデント)が起きたとき、原因の追究よりも、できるだけ早くサービスを元の状態に戻すことを目的とする活動。
SLAえすえるえー 第14話
サービスレベル合意書。ITサービスの提供者と利用者が、サービスの内容と水準(稼働率、受付時間、復旧時間など)を合意して文書にしたもの。
SLOえすえるおー
サービスレベル目標。サービスの品質について、提供者が達成をめざして定める具体的な目標値。例:月間の稼働率99.9%以上。顧客と取り交わす合意書(SLA)とは区別する。
エスカレーションえすかれーしょん
サービスデスクなどで、その場で解決できない問い合わせや障害を、より専門的な担当者や、判断の権限を持つ上位の管理者に引き継ぐこと。
FAQえふえーきゅー
よくある質問とその回答をまとめたもの。利用者が自分で問題を解決できるようにして、サービスデスクへの問い合わせを減らす。
監査証拠かんさしょうこ 第31話
監査の結論を裏付ける証拠。資料、ログ、記録の写し、関係者へのヒアリングの結果などを集めて確かめる。
監査調書かんさちょうしょ
監査人が行った監査手続の内容と結果、集めた監査証拠などを記録した書類。監査の結論を裏付ける根拠となり、適切に保管する。
サージ防護さーじぼうご
雷などで発生する、瞬間的な異常に高い電圧や電流から機器を守ること。避雷器や、その機能を持つ電源タップを使う。停電に備える無停電電源装置(UPS)とは目的が違う。
サービスカタログさーびすかたろぐ
IT部門などが提供している内容・利用できる時間・申込み方法・問い合わせ先などを、利用者に向けて一覧にまとめたもの。
サービス継続管理さーびすけいぞくかんり
災害や大規模な障害などが起きても、合意した水準で提供を続けたり、早く復旧したりできるよう、計画を立てて備え、定期的に試験する活動。
サービスデスクさーびすですく 第14話
利用者からの問い合わせや障害の連絡を受け付ける窓口。窓口を1つにまとめた単一窓口(SPOC:Single Point Of Contact)にするのが基本。
サービスレベル管理さーびすれべるかんり
顧客と合意した品質の水準(稼働率・応答時間など)を達成できているかを監視・測定して報告し、届いていなければ改善につなげる活動。
システム監査しすてむかんさ 第31話
独立した立場のシステム監査人が、情報システムの信頼性・安全性・効率性などを点検・評価し、その結果を経営者に報告して、改善を助言・勧告すること。
システム監査基準しすてむかんさきじゅん
経済産業省が定めた、ITの監査を行う人のための行動規範。監査人の独立性や、監査の計画・実施・報告のしかたなどを定めている。
システム管理基準しすてむかんりきじゅん
経済産業省が定めた、組織がITを適切に管理・活用するために行うべきことをまとめた基準。監査では、監査人が判断するときのよりどころ(物差し)にもなる。
情報セキュリティ監査じょうほうせきゅりてぃかんさ
情報資産を守るための管理や対策が適切に整備・運用されているかを、独立した立場の専門家が評価し、助言や保証を行う監査。
職務分掌しょくむぶんしょう 第31話
仕事の担当と権限を分けること。申請する人と承認する人を別にするなど、お互いのチェック(相互けん制)が働くようにして、不正や誤りを防ぐ。
チャットボットちゃっとぼっと
利用者が文字や音声で入力した問い合わせに、プログラムが会話の形で自動的に答えるしくみ。サービスデスクの24時間対応や、よくある質問への回答に使われる。
独立性どくりつせい 第31話
監査人が、監査される部門や業務から離れた立場にあること。監査対象と利害関係がなく(外観上の独立性)、公正な判断ができる(精神上の独立性)ことが求められる。
内部統制ないぶとうせい 第31話
業務を正しく効率よく行い、報告の信頼性、法令の遵守、資産の保全を確保するために、組織の中に作るしくみ。経営者が整備し運用する責任を持つ。
ファシリティマネジメントふぁしりてぃまねじめんと 第14話
建物・電源・空調などの設備(ファシリティ)を、最適な状態で使えるように管理すること。UPS、自家発電装置、免震構造などで災害や停電に備える。
変更管理へんこうかんり 第14話
システムへの変更を、影響やリスクを評価し、承認してから計画的に実施するよう管理する活動。勝手な変更による新たな障害を防ぐ。
モニタリングもにたりんぐ 第31話
内部統制が有効に働いているかを、継続的に見張り評価すること。日々の業務の中での確認と、内部監査などの独立した評価がある。
問題管理もんだいかんり 第14話
インシデントの根本原因を突き止め、恒久的な対策をとって再発を防ぐことを目的とする活動。

テクノロジ系

基礎理論(30語)

RNNあーるえぬえぬ
再帰型ニューラルネットワーク。前の時点の情報を次の計算に引き継ぐしくみをもち、文章・音声・株価など順番に意味がある時系列データの処理に向く。
AND(論理積)あんど 第23話
「AかつB」。AとBの両方が1(真)のときだけ1になる演算。検索では全部の言葉を含むものだけが残るので、件数は減る(または変わらない)。
XOR(排他的論理和)えっくすおあ 第23話
AとBのどちらか一方だけが1のときに1になる演算。両方1、両方0のときは0。「2つの値が違えば1」と覚える。
演繹推論えんえきすいろん
一般的なルールや前提から、個別の結論を導く推論。「人はみな死ぬ。ソクラテスは人だ。だから死ぬ」という三段論法など。前提が正しければ結論も必ず正しい。
OR(論理和)おあ 第23話
「AまたはB」。AとBの少なくとも一方が1なら1になる演算(両方1でも1)。検索ではどれかを含めば残るので、件数は増える(または変わらない)。
GANがん
敵対的生成ネットワーク。偽物を作る生成側と、本物か偽物かを見破る識別側を競わせながら学習させ、本物そっくりの画像などを作り出すしくみ。
帰納推論きのうすいろん
個々の事例に共通する点から、一般的なルールを導く推論。「見たカラスはどれも黒い。だからカラスは黒い」など。結論が必ず正しいとは限らない。
K・M・G・Tきろ・めが・ぎが・てら 第6話
大きさを表す単位の頭につける記号。K(キロ)→M(メガ)→G(ギガ)→T(テラ)と約1000倍ずつ大きくなる。コンピュータでは1024倍として扱う場合もある。
最頻値さいひんち 第34話
データの中で最も多く現れる値。モードともいう。
CNNしーえぬえぬ
畳み込みニューラルネットワーク。画像から輪郭や模様などの特徴を「畳み込み」という処理で取り出すディープラーニングのモデル。画像認識に強い。
16進数じゅうろくしんすう 第6話
0〜9とA〜F(A=10…F=15)の16種類で数を表す方法。2進数の4ビットがちょうど16進数の1桁になるので、長い2進数を短く書くのに使う。
真理値表しんりちひょう 第23話
入力の0と1のすべての組み合わせについて、演算の結果を一覧にした表。入力が2つなら4通りの行になる。
正規分布せいきぶんぷ 第34話
平均を中心に左右対称の、つりがね形の分布。身長などが近い形になる。平均±標準偏差1つ分の範囲に、全体の約68%が入る。
説明変数せつめいへんすう
回帰分析などで、結果を予測するための「原因・材料」の側の変数。気温からアイスの売上を予測するなら、気温がこれに当たる。
相関そうかん 第34話
2つのデータの関係。一方が増えると他方も増えるのが正の相関、減るのが負の相関、関係が見られないのが相関なし。相関があっても原因と結果の関係とは限らない。
相関係数そうかんけいすう
2つのデータの関係の強さと向きを −1〜1 で表す数値。1に近いほど強い正の相関、−1に近いほど強い負の相関、0に近いと直線的な関係はない。値が大きくても因果関係があるとは限らない。
中央値ちゅうおうち 第34話
データを小さい順に並べたとき、ちょうど真ん中にくる値。個数が偶数なら真ん中の2つの平均。外れ値の影響を受けにくい。メジアンともいう。
2進数にしんすう 第6話
0と1の2つの数字だけで数を表す方法。位の重みは右から1・2・4・8…と2倍ずつ大きくなる。コンピュータの内部はこの形で動いている。
NOT(否定)のっと 第23話
0と1をひっくり返す演算。1なら0、0なら1になる。検索では「その言葉を含まない」ものを探すときに使う。
バイトばいと 第6話
8ビットをひとまとまりにした単位。1バイトで256通り(0〜255)を表せる。ファイルの大きさやメモリの容量はバイトで表す。
ビットびっと 第6話
コンピュータが扱う情報の最小単位。0か1のどちらか1つを表す。nビットで2のn乗通りを表せる(3ビットなら8通り、8ビットなら256通り)。
標準偏差ひょうじゅんへんさ 第34話
分散の正の平方根(ルート)。元のデータと単位がそろうので、ばらつきを比べやすい。大きいほどデータが平均から散らばっている。
分散ぶんさん 第34話
データのばらつきの大きさを表す値。各データと平均との差を2乗して、その平均をとったもの。大きいほどばらつきが大きい。
平均値へいきんち 第34話
データをすべて足して、データの個数で割った値。とび抜けて大きい(小さい)値=外れ値があると、その影響を強く受ける。
偏差値へんさち
集団の中での位置を、平均が50、標準偏差が10になるように換算して表した値。60なら平均より標準偏差1つ分高い。単位や平均の違う試験どうしでも比べやすい。
ベン図べんず 第23話
集合(ものの集まり)を円で表し、円の重なりで関係を示す図。ANDは重なった部分、ORは2つの円の全体を表す。
名義尺度めいぎしゃくど
区別や分類のためだけに数値を割り当てたデータの尺度。背番号や性別のコードなど。大小や計算には意味がない。順位なら順序尺度、温度は間隔尺度、長さや重さは比例尺度。
目的変数もくてきへんすう
回帰分析などで、予測したい「結果」の側の変数。気温からアイスの売上を予測するなら、アイスの売上がこれに当たる。従属変数ともいう。
文字コードもじこーど
文字ひとつひとつに番号を割り当てた対応表。日本語ではJISコード、シフトJIS、EUC-JP、Unicodeなどがあり、送り手と受け手で違うものを使うと文字化けが起きる。
Unicodeゆにこーど
世界中の文字を1つの体系で扱えるようにした文字コード。符号化の方式のひとつUTF-8は、Webで最も広く使われている。

アルゴリズムとプログラミング(21語)

インタプリタいんたぷりた 第38話
プログラムを1行ずつ翻訳しながら、その場で実行するソフトウェア。すぐ動かして試せるが、まとめて翻訳する方式より実行は遅くなりやすい。
APIえーぴーあい
あるソフトウェアやサービスの機能を、別のプログラムから呼び出して使うための窓口となる決まりごと。インターネット経由で地図や決済などを呼び出すものをWeb APIという。
関数かんすう 第38話
決まった処理をひとまとめにして名前をつけたもの。値(引数)を渡すと処理をして、結果(戻り値)を返す。何度でも呼び出して使える。
木構造きこうぞう 第28話
1つの根から枝分かれしていく形のデータ構造。会社の組織図やフォルダの階層が代表例。子が最大2つのものを2分木という。
擬似言語ぎじげんご 第38話
特定のプログラム言語によらず、手順を日本語まじりで書き表すための書き方。ITパスポート試験では「←」で代入し、if・while・for などで流れを表す。
キューきゅー 第28話
最初に入れたデータを最初に取り出すデータ構造。先入れ先出し(FIFO:First In First Out)。レジの行列や印刷の順番待ちと同じ。
クイックソートくいっくそーと
基準になる値を1つ選び、それより小さいグループと大きいグループに分ける。分けたグループごとに同じことを繰り返して整列する方法。一般に高速。
コンパイラこんぱいら 第38話
人が書いたプログラム(ソースコード)を、実行する前にまとめて機械語に翻訳するソフトウェア。翻訳したあとの実行が速い。C言語などで使われる。
サブルーチンさぶるーちん
プログラムの中で何度も使う処理をひとまとめにし、必要なときに呼び出して使えるようにした部分。処理が終わると、呼び出した元の場所に戻る。
CSSしーえすえす 第38話
Webページの見た目(文字の色・大きさ・配置など)を指定する言語。HTMLが文書の構造、CSSが見た目を受けもつ。スタイルシートともいう。
JSONじぇいそん
データを「名前(キー)と値」の組で書き表す、文字だけのデータ形式。JavaScriptの書き方がもとで、Web APIのデータのやりとりによく使われる。
スタックすたっく 第28話
最後に入れたデータを最初に取り出すデータ構造。後入れ先出し(LIFO:Last In First Out)。入れることをプッシュ、取り出すことをポップという。
整列(ソート)せいれつ 第28話
データを小さい順(昇順)や大きい順(降順)に並べかえること。バブルソート・選択ソートなどの方法がある。
選択ソートせんたくそーと
まだ並べていない範囲から最小(または最大)の値を探し、その範囲の先頭と入れ替える。これを範囲を1つずつ狭めながら繰り返して整列する方法。
トレースとれーす 第38話
プログラムを1行ずつたどり、変数の値がどう変わるかを表に書きながら確かめること。擬似言語の問題を解く基本の方法。
流れ図ながれず 第28話
処理の手順を記号と矢印で表した図。フローチャートともいう。どんな手順も「順次・選択・繰り返し」の3つの組み合わせで表せる。
2分木にぶんぎ
木構造のうち、どの節(ノード)からも枝分かれが2本以下のもの。左に小さい値、右に大きい値を置くように並べたものは2分探索木という。
2分探索にぶんたんさく 第28話
整列済みのデータの真ん中と比べ、探す範囲を半分ずつ絞りこむ方法。データが多いほど線形探索より速い。データが整列されていることが条件。
配列はいれつ 第28話
同じ種類のデータに番号(添字)をつけて並べて入れておく入れ物。値を1つ入れる箱が変数なら、配列は番号つきの箱が並んだロッカー。
マークアップ言語まーくあっぷげんご 第38話
文章に「ここは見出し」「ここはリンク」などの目印(タグ)をつけて、構造や意味を表す言語。WebページのHTML、データのやりとりに使うXMLなど。
ローコードろーこーど
プログラムをほとんど書かず、画面上で部品を組み合わせてアプリを作る開発の方法。足りない部分だけ少しコードを書く。まったく書かないものはノーコードという。

コンピュータシステム(43語)

アーカイブあーかいぶ
複数のファイルやフォルダを1つのファイルにまとめること、またはまとめたファイル。ZIP形式のように圧縮と一緒に行うことが多い。長期保存のための記録の意味でも使う。
アクチュエーターあくちゅえーたー
コンピュータからの電気信号を受けて、回す・押す・開け閉めするなどの物理的な動きに変える装置。モーターなど。IoT機器の「出力」側を担う。
OSおーえす 第36話
オペレーティングシステム。メモリ・CPU・ファイル・周辺機器などを管理し、アプリが動ける土台を作る基本ソフト。Windows・macOS・Linux・Android・iOSなど。
OSSおーえすえす 第36話
オープンソースソフトウェア。ソースコードが公開され、利用・改変・再配布ができるソフトウェア。ただしライセンスの条件に従う必要があり、著作権がなくなるわけではない。
拡張子かくちょうし
ファイル名の最後の「.」より後ろの部分。「.txt」「.jpg」「.exe」などで、ファイルの種類を表し、どのアプリで開くかの手がかりになる。
仮想化かそうか
1台の物理的なコンピュータの上で、ソフトウェアによって複数の仮想的なコンピュータ(仮想マシン、VM)を動かす技術。機器の台数を減らし、資源を有効に使える。
稼働率かどうりつ 第21話
システムが正常に動いている時間の割合。MTBF÷(MTBF+MTTR)で求める。MTBFは平均故障間隔、MTTRは平均修復時間。
揮発性きはつせい 第13話
電源を切ると記憶している内容が消える性質。主記憶のRAMは揮発性。ROMやSSD・HDDは電源を切っても消えない(不揮発性)。
キャッシュメモリきゃっしゅめもり 第13話
CPUと主記憶の速さの差を埋めるため、よく使うデータを置いておく小さくて高速なメモリ。主記憶より速く、レジスタより遅い。
クライアントサーバシステムくらいあんとさーばしすてむ 第21話
サービスを頼む側(クライアント)と、処理して応える側(サーバ)に役割を分けたシステムの形。スマホのアプリとWebサーバなど。
クロック周波数くろっくしゅうはすう 第13話
CPUが動くタイミングを決める信号が、1秒間に何回刻まれるか。単位はHz(ヘルツ)。同じ種類のCPUなら、数字が大きいほど処理が速い。
コールドスタンバイこーるどすたんばい
予備の機器を止めた状態で用意しておき、障害が起きてから起動や設定をして切り替える方式。費用は安いが、切り替えに時間がかかる。
コピーレフトこぴーれふと
著作権を保持したまま、だれでも自由に利用・改変・再配布できるようにし、改変したものにも同じ自由と条件を引き継がせる考え方。GPLが代表例。
差分バックアップさぶんばっくあっぷ 第36話
最後のフルバックアップ以降に変わったデータをすべて保存する方法。復元にはフルバックアップと最新の差分の2つがあればよい。
GPLじーぴーえる
OSSの代表的なライセンス。だれでも利用・改変・再配布できるが、改変したものを配布するときは、同じライセンスでソースコードも公開しなければならない。
CPUしーぴーゆー 第13話
中央処理装置。命令を読んで各装置を動かす「制御」と、計算をする「演算」を受け持つ、コンピュータの頭脳。1つのCPUに頭脳(コア)を複数持つものをマルチコアという。
GPUじーぴーゆー
画像の処理を専門に行う演算装置。単純な計算を大量に同時に(並列で)こなすのが得意で、画像以外のAIの学習などにも使われる(GPGPU)。
集中処理しゅうちゅうしょり
1台の大型コンピュータにすべての処理を集めて行う方式。管理やセキュリティ対策はしやすいが、その1台が止まるとシステム全体が止まる。
主記憶しゅきおく 第13話
CPUが直接読み書きする、作業用の記憶装置。メインメモリともいい、主にDRAMが使われる。電源を切ると内容が消える(揮発性)。
シンクライアントしんくらいあんと
手元の端末には画面表示や入力など最小限の機能だけをもたせ、アプリやデータはサーバ側で管理する方式。また、その端末。紛失しても情報が漏れにくい。
3Dプリンターすりーでぃーぷりんたー
立体の設計データをもとに、樹脂などの材料を薄い層にして少しずつ積み重ね、立体物を作る装置。試作品や部品づくりなどに使われる。
絶対参照ぜったいさんしょう 第36話
表計算で、式をコピーしても参照するセルが変わらない指定のしかた。「$E$1」のように$をつける。$がなくコピーでずれるものを相対参照という。
絶対パスぜったいぱす 第36話
いちばん上のディレクトリ(ルート)から目的のファイルまでの道すじを、すべて書く表し方。どこから見ても同じ書き方になる。
センサーせんさー
光・温度・湿度・加速度・傾きなどの物理的な量や変化を検知して、電気信号に変える部品。IoT機器の「入力」側を担う。
相対パスそうたいぱす 第36話
今いるディレクトリ(カレントディレクトリ)を起点に、目的のファイルまでの道すじを書く表し方。「..」は1つ上のディレクトリを表す。
増分バックアップぞうぶんばっくあっぷ 第36話
前回のバックアップ(フルでも増分でも)以降に変わったデータだけを保存する方法。毎回は軽いが、復元にはフルとその後の増分すべてが必要。
TCOてぃーしーおー
総所有コスト。システムの導入にかかる初期費用だけでなく、運用・保守・教育などの費用まで含めた、使い終わるまでの費用の総額。
DisplayPortでぃすぷれいぽーと
PCとディスプレイをつなぐ、映像と音声をデジタルで送るためのインタフェースの規格。HDMIと並んで使われ、PCのモニター接続に多い。
デュアルシステムでゅあるしすてむ 第21話
2組のシステムで同じ処理を同時に行い、結果を照らし合わせる方式。片方が故障しても、もう片方で処理を続けられる。
デュプレックスシステムでゅぷれっくすしすてむ 第21話
本番で動かす主系(本番系)と、予備の従系(待機系)を用意し、主系が故障したら従系に切り替えて処理を続ける方式。
NASなす
LANに直接つないで使う、ファイルの保存・共有専用の記憶装置。複数のPCから同じファイルを読み書きできる。
入出力インタフェースにゅうしゅつりょくいんたふぇーす 第13話
コンピュータと周辺機器をつなぐための規格。有線のUSB・HDMI、無線のBluetooth・NFCなど。
バッチ処理ばっちしょり
データを一定期間・一定量ためておき、まとめて一括で処理する方式。給与計算や月末の集計など。発生のたびにすぐ処理するのはリアルタイム処理。
VDIぶいでぃーあい
デスクトップ仮想化。サーバの上で動く利用者ごとの仮想PCの画面を、手元の端末に転送して操作するしくみ。データは手元に残らず、サーバ側にある。
フェールセーフふぇーるせーふ 第21話
故障したとき、被害が出ない安全な側に動作させる考え方。故障したら信号をすべて赤にする、など。
フェールソフトふぇーるそふと 第21話
故障したとき、機能や性能を落としてでも、システム全体を止めずに動かし続ける考え方。
フラグメンテーションふらぐめんてーしょん
ファイルの書き込みと削除をくり返すうちに、1つのファイルが記憶装置のとびとびの場所に分かれて記録される状態。HDDでは読み書きが遅くなる。断片化ともいう。
フラッシュメモリふらっしゅめもり
電源を切っても内容が消えない(不揮発性)、電気的に書き換えられる半導体の記憶装置。SSD、USBメモリ、SDカードなどに使われている。
分散処理ぶんさんしょり
ネットワークでつないだ複数のコンピュータに処理を分担させる方式。1台が止まっても影響が限られ、拡張もしやすいが、全体の管理は複雑になる。
補助記憶装置ほじょきおくそうち 第13話
データやプログラムを長く保存しておく装置。HDD・SSD・USBメモリなど。電源を切っても消えない(不揮発性)が、主記憶より遅い。
ホットスタンバイほっとすたんばい
予備のシステムを常に起動しておき、本番と同じ状態で待機させる方式。障害が起きたらすぐに切り替えられるが、費用は高くなる。
有機ELゆうきいーえる
電圧をかけると自ら光る有機化合物を使ったディスプレイ。液晶ディスプレイと違いバックライトが要らないため、薄く、黒を深く表現でき、曲げられる製品もある。
RAIDれいど 第21話
複数のディスクを組み合わせて、1台のように使う技術。RAID0(ストライピング)は速さ、RAID1(ミラーリング)は信頼性、RAID5はパリティを分散して両方をねらう。

UI・マルチメディア(22語)

アクセシビリティあくせしびりてぃ 第39話
高齢者や障がいのある人を含め、誰もが情報やサービスを利用できる度合い。文字の拡大、読み上げへの対応、色だけに頼らない表示など。
ARえーあーる 第39話
拡張現実。カメラに映した現実の景色に、コンピュータで作った情報や映像を重ねて表示する技術。VRは仮想の世界に入りこむ技術。
解像度かいぞうど 第39話
画像や画面を構成する点(画素・ピクセル)の細かさ。画素の数が多いほど、きめ細かく表示できる。
GUIじーゆーあい 第39話
グラフィカルユーザインタフェース。アイコンやボタンなどの絵を、マウスや指で操作する画面のこと。文字で命令を打ちこむ方式はCUIという。
シグニファイアしぐにふぁいあ 第43話
どこをどう操作すればよいかを、利用者に伝える手がかり。押せそうに見えるボタンの影、ドアの「押す」「引く」の表示や、取っ手の形など。
DRMでぃーあーるえむ
デジタル著作権管理。音楽・動画・電子書籍などのデジタルコンテンツを暗号化などで保護し、コピーの回数や、再生できる機器・期間を制限する技術。
dpiでぃーぴーあい
1インチ(約2.54cm)あたりに並ぶ点(ドット)の数。主にプリンターやスキャナーの細かさを表す。画面の画素の細かさには、よく似た別の単位を使う。
ハフマン法はふまんほう
よく出てくる文字には短い符号を、めったに出ない文字には長い符号を割り当てて、全体のデータ量を減らす可逆圧縮の方法。同じ値の連続を数える方法とは別。
PCMぴーしーえむ
音声などのアナログ信号を、一定の間隔で区切って値を測り(標本化)、段階の数値に丸め(量子化)、0と1の符号にする(符号化)ことでデジタルにする方式。音楽CDなどで使われる。
ppiぴーぴーあい
1インチあたりに並ぶ画素(ピクセル)の数。ディスプレイや画像データのきめの細かさを表し、値が大きいほど精細。印刷の点の細かさには、よく似た別の単位を使う。
非可逆圧縮ひかぎゃくあっしゅく 第39話
一部の情報を捨てて、データを大きく小さくする圧縮。完全には元に戻せない。JPEG・MPEG・MP3など。完全に戻せるものは可逆圧縮(PNG・GIF・ZIPなど)。
光の三原色ひかりのさんげんしょく 第39話
赤(R)・緑(G)・青(B)。ディスプレイの色の表現に使う。3つを重ねると白になる。印刷に使う色の三原色(CMY)とは別。
フレームレートふれーむれーと
動画で、1秒間に表示するコマ(静止画)の数。単位はfps。値が大きいほど動きがなめらかになるが、データ量は増える。
ベクター形式べくたーけいしき 第43話
画像を、点や線の座標・曲線の式・色などの数値で表す形式。拡大・縮小しても輪郭がなめらかなまま。ロゴや図面向き。画素の集まりで表すラスターとは異なる。
MIDIみでぃ
電子楽器やコンピュータの間で、演奏の情報をやり取りするための規格。音そのものではなく「どの音を、いつ、どの強さで鳴らすか」という演奏の指示を記録する。
メタバースめたばーす
インターネット上に作られた3次元の仮想空間。利用者はアバター(分身)で参加し、ほかの利用者との交流・イベント・買い物などができる。
UXデザインゆーえっくすでざいん 第43話
製品やサービスを使う前・使っている間・使った後まで、利用者が得る体験の全体を、より良いものにするように設計すること。画面の見た目(UI)だけでなく、体験までを考える。
ユーザビリティゆーざびりてぃ 第43話
使いやすさ。決まった利用者が決まった目的を果たすときに、どれだけ有効に・効率よく・満足して使えるかの度合い。誰もが利用できるかを表すアクセシビリティとは視点が違う。
ユニバーサルデザインゆにばーさるでざいん 第39話
年齢・国籍・障がいの有無などにかかわらず、最初からできるだけ多くの人が使いやすいように設計する考え方。
ラジオボタンらじおぼたん 第43話
画面の部品で、いくつかの選択肢の中から1つだけを選ぶためのもの。1つを選ぶと、ほかの選択は自動で外れる。いくつでも選べる部品はチェックボックス。
ランレングス法らんれんぐすほう 第43話
同じ値(色や文字)が続く部分を「値と、続く個数」の組に置きかえて、データ量を減らす可逆圧縮の方法。例:白白白白黒黒→白4黒2。同じ値が続かないデータでは効果がない。
レスポンシブWebデザインれすぽんしぶうぇぶでざいん 第43話
パソコン・タブレット・スマートフォンなど、表示する画面の幅に合わせて、1つのWebページのレイアウトが自動で切り替わるように作る手法。

データベース(19語)

ACID特性あしっどとくせい 第33話
トランザクションが守るべき4つの性質。原子性(A)・一貫性(C)・独立性(I)・耐久性(D)の頭文字。
E-R図いーあーるず
データベースを設計するとき、対象を実体(エンティティ)と、実体どうしの関連(リレーションシップ)で表した図。「1対多」などの関係も示す。
インデックスいんでっくす
表の特定の列に作る索引。本の索引のように、目的のデータを速く探せるようになる。ただしデータの追加・更新のたびに索引も直すので、更新は遅くなることがある。
外部キーがいぶきー 第16話
他の表の主キーを参照する列。注文表の「顧客番号」が顧客表の主キーを指す、など。参照先に無い値は入れられない。
関係データベースかんけいでーたべーす 第16話
データを行と列からなる「表」の形で管理し、表どうしを共通の項目で関連づけるデータベース。リレーショナルデータベース(RDB)ともいう。
コミットこみっと 第33話
トランザクションの処理がすべて成功したとき、その結果を確定させること。確定した結果はデータベースに反映される。
射影しゃえい 第16話
関係演算のひとつ。表から、指定した「列」を取り出す操作。
主キーしゅきー 第16話
表の中で、1行を特定するための列。値が重複してはいけない(一意)、空(NULL)にしてはいけない、という条件がある。例:顧客番号・社員番号。
正規化せいきか 第16話
データの重複をなくすように表を分割し、整理すること。更新したときに一部だけ書き換わって矛盾する、といったことを防ぐ。
選択せんたく 第16話
関係演算のひとつ。表から、条件に合う「行」を取り出す操作。
DBMSでぃーびーえむえす 第16話
データベース管理システム。データベースの作成・検索・更新を行い、複数の人が同時に使っても矛盾が起きないよう管理するソフトウェア。
データクレンジングでーたくれんじんぐ
データの重複・誤り・表記のゆれ(「株式会社」と「(株)」など)を見つけて修正・統一し、データの品質を高める作業。
デッドロックでっどろっく 第33話
複数の処理が、お互いに相手がロックしているデータの解放を待ち続け、どれも先に進めなくなった状態。
トランザクションとらんざくしょん 第33話
データベースに対する、切り離せない一連の処理のまとまり。「Aの口座から引く」と「Bの口座に足す」のように、全部成功するか全部取り消すかのどちらかにする。
2相コミットメントにそうこみっとめんと
複数のデータベースにまたがる更新を確定する方法。まず全員に確定してよいかを問い合わせ、全員が可能と答えたときだけ確定する。1つでも不可なら全員で取り消す。
NoSQLのーえすきゅーえる
表の形とSQLを使う関係データベース以外のデータベースの総称。キーバリュー型・ドキュメント型・グラフ型などがあり、大量で形のそろわないデータを柔軟に扱える。
排他制御はいたせいぎょ 第33話
複数の処理が同じデータを同時に更新して矛盾が出ないよう、使っている間は他の処理に使わせない(ロックをかける)しくみ。
ロールバックろーるばっく 第33話
トランザクションが途中で失敗したとき、更新前の記録(ログ)を使って、処理を始める前の状態に戻すこと。
ロールフォワードろーるふぉわーど 第33話
ディスク障害などのとき、バックアップを戻したあと、更新後の記録(ログ)を使って障害直前までの更新をやり直し、状態を回復すること。

ネットワーク(24語)

IPアドレスあいぴーあどれす 第5話
ネットワークにつながる機器それぞれに割り当てられる番号。ネット上の住所。IPv4は32ビット、IPv6は128ビット。
IPv6あいぴーぶいしっくす 第5話
IPアドレスの新しい規格。アドレスの長さは128ビット。IPv4(32ビット)の数の不足を解消するために作られた。
IMAPあいまっぷ 第18話
メールを受信するためのプロトコル。メールをサーバ上に置いたまま読んだり整理したりするので、複数の端末から同じ状態で見られる。
HTTPSえいちてぃーてぃーぴーえす 第18話
Webページをやりとりする HTTP の通信を、SSL/TLS で暗号化したもの。URLが「https://」で始まる。通信途中の盗み見や改ざんを防ぐ。
SSID(ESSID)えすえすあいでぃー 第18話
無線LANのアクセスポイントを見分けるための名前。ESSIDともいう。同じ名前の偽のアクセスポイントを作ることもできるので、名前だけで信用しない。
SMTPえすえむてぃーぴー 第18話
電子メールを送信するためのプロトコル。パソコンからメールサーバへ、またメールサーバどうしでメールを送り届けるときに使う。
NTPえぬてぃーぴー
ネットワークにつながった機器の時計を、時刻サーバに合わせて正しくそろえるためのプロトコル。ログの時刻をそろえるのにも欠かせない。
OSI参照モデルおーえすあいさんしょうもでる 第45話
通信の機能を7つの層に分けて整理した国際標準のモデル。上から、アプリケーション層・プレゼンテーション層・セッション層・トランスポート層・ネットワーク層・データリンク層・物理層。
キャリアアグリゲーションきゃりああぐりげーしょん
携帯電話の通信で、周波数の異なる複数の電波を束ねて同時に使い、通信を速くする技術。
cookieくっきー 第45話
Webサーバの指示で、ブラウザに保存される小さなデータ。ログイン状態や買い物かごの中身を覚えておくのに使う。複数のサイトをまたいで閲覧の行動を追跡する広告にも使われる。
SIMカードしむかーど
携帯電話の契約者を識別する情報(電話番号など)が記録されたICカード。スマホに差しこんで使い、差しかえれば別の端末で同じ契約を使える。
DHCPでぃーえいちしーぴー 第5話
ネットワークにつないだ機器に、IPアドレスなどの設定を自動で割り当てるしくみ。
DNSでぃーえぬえす 第5話
Domain Name System。ドメイン名とIPアドレスを対応づけるしくみ。ネットの電話帳。
TCPてぃーしーぴー 第45話
トランスポート層のプロトコル。通信の前に相手と接続を確立し、データが届いたかを確認して、抜けた分は送り直すので確実に届く。Webやメールなどで使う。
デフォルトゲートウェイでふぉるとげーとうぇい 第45話
自分のネットワーク(LAN)の外へ通信するとき、まず送り出す先になる出入口の機器。ふつうはルータがこの役を担い、PCにはそのIPアドレスを設定しておく。
ドメイン名どめいんめい 第5話
「example.jp」のように、IPアドレスを人が覚えやすい名前で表したもの。
ハブはぶ 第45話
LANの中で複数の機器をケーブルでつなぐ集線装置。スイッチングハブ(レイヤ2スイッチ)はデータリンク層で働き、MACアドレスを見て、宛先の機器がつながる口だけにデータを送る。
プロトコルぷろとこる 第18話
コンピュータどうしが通信するための決まりごと(約束事)。インターネットはTCP/IPを土台に、Webは HTTP、メールは SMTP・POP・IMAP など用途ごとに決まっている。
ポート番号ぽーとばんごう 第45話
1台のコンピュータの中で、通信相手のアプリケーション(サービス)を見分けるための番号。HTTPは80番、HTTPSは443番など。IPアドレスが建物の住所なら、部屋番号に当たる。
POPぽっぷ 第18話
メールサーバに届いたメールを受信するためのプロトコル。メールを手元の端末にダウンロードして読む。現在のバージョンは POP3。
MIMEまいむ
電子メールで、英数字以外の文字(日本語など)や、画像・音声などの添付ファイルを送れるようにする規格。暗号化と電子署名の機能を加えたものはS/MIME。
MACアドレスまっくあどれす 第18話
ネットワークにつなぐ機器(の通信部品)ごとに付けられた識別番号。48ビット。IPアドレスが住所なら、MACアドレスは製造番号のようなもの。
UDPゆーでぃーぴー 第45話
トランスポート層のプロトコル。接続の確立や到達の確認・再送をしないので、確実さより速さと軽さを重視する通信に向く。音声通話やライブ配信、DNSの問い合わせなどで使う。
ルータるーた 第5話
ネットワーク同士をつなぎ、データの行き先(経路)を選んで送り出す機器。経路を選ぶことをルーティングという。

セキュリティ(52語)

ISMSあいえすえむえす 第26話
情報セキュリティマネジメントシステム。組織全体で情報セキュリティを管理するしくみ。PDCA(計画・実行・確認・改善)を回して継続的に改善する。規格は JIS Q 27001。
IDSあいでぃーえす 第44話
侵入検知システム。ネットワークやサーバへの通信を監視し、不正アクセスなどの疑わしい動きを見つけて管理者に知らせる。役目は検知と通知で、通信の遮断まで自動で行うのはIPS。
IPSあいぴーえす 第44話
侵入防止システム。不正な通信を検知すると、管理者に知らせるだけでなく、その通信を自動的に遮断して侵入を防ぐ。
EDRいーでぃーあーる 第44話
PCやサーバなどの端末(エンドポイント)の動きを常に記録・監視し、侵入されたあとの不審な挙動を見つけて、端末の隔離や原因の調査などの対応を助けるしくみ。
ISMAPいすまっぷ
政府情報システムのためのセキュリティ評価制度。政府が求めるセキュリティ要求を満たすクラウドサービスを、あらかじめ評価・登録しておく。
SQLインジェクションえすきゅーえるいんじぇくしょん 第30話
Webアプリケーションの入力欄に、データベースを操作する命令(SQL)を混ぜた文字列を入力し、データを不正に盗んだり書き換えたりする攻撃。
可用性かようせい 第1話
使いたいときに情報やシステムを使えること。英語で Availability(A)。停電やサーバ停止は可用性が損なわれた状態。
完全性かんぜんせい 第1話
情報が正確で、勝手に書き換えられていないこと。英語で Integrity(I)。改ざんは完全性が損なわれた状態。
機密性きみつせい 第1話
許可された人だけが情報にアクセスできること。英語で Confidentiality(C)。漏えいは機密性が損なわれた状態。
共通鍵暗号方式きょうつうかぎあんごうほうしき 第8話
暗号化と復号に同じ鍵を使う方式。処理が速い。鍵を相手に安全に渡す方法が課題で、通信相手ごとに別の鍵が必要になる。
クロスサイトスクリプティングくろすさいとすくりぷてぃんぐ 第30話
Webサイトの脆弱性を利用して、悪意のあるスクリプトを、そのサイトを見た人のブラウザで実行させる攻撃。XSSと略す。
公開鍵暗号方式こうかいかぎあんごうほうしき 第8話
公開鍵と秘密鍵のペアを使う方式。送る人は「受け取る人の公開鍵」で暗号化し、受け取る人は自分の秘密鍵で復号する。秘密鍵は本人だけが持つ。処理は共通鍵より遅い。
コンピュータウイルスこんぴゅーたういるす 第11話
ほかのプログラムやファイルに寄生して自分をコピーし、増えていくマルウェア。感染してすぐではなく、条件がそろうと活動する(潜伏・発病)ものもある。
CRLしーあーるえる
証明書失効リスト。有効期限の前に、秘密鍵の漏えいなどで無効にされた電子証明書の一覧。認証局が公開し、証明書がまだ使えるかを確かめるのに使う。
CSIRTしーさーと 第26話
セキュリティインシデント(事故)が起きたときに、受付・調査・対応・再発防止などを行う組織内のチーム。シーサートと読む。
SIEMしーむ 第44話
ファイアウォール・サーバ・IDSなど、さまざまな機器のログを1か所に集め、組み合わせて分析(相関分析)し、攻撃の兆候や異常をリアルタイムに見つけるしくみ。
情報セキュリティじょうほうせきゅりてぃ 第1話
情報を、漏れ・改ざん・使えない状態から守ること。機密性・完全性・可用性の3つを保つことが基本。
情報セキュリティポリシーじょうほうせきゅりてぃぽりしー 第26話
組織が情報セキュリティにどう取り組むかを定めたもの。基本方針・対策基準・実施手順の3段で考える。基本方針と対策基準の2つをポリシーと呼ぶことが多い。
シングルサインオンしんぐるさいんおん 第8話
1回の認証(ログイン)で、許可された複数のシステムやサービスを利用できるしくみ。SSO。便利な反面、IDが盗まれると被害が広がるので多要素認証と組み合わせる。
SECURITY ACTIONせきゅりてぃあくしょん
中小企業が、情報セキュリティ対策に自ら取り組むことを自己宣言する、IPAの制度。取り組みの段階に応じて「一つ星」「二つ星」がある。
ゼロデイ攻撃ぜろでいこうげき 第30話
ソフトウェアの脆弱性が見つかってから、修正プログラムが提供されるより前に、その脆弱性を突く攻撃。
ソーシャルエンジニアリングそーしゃるえんじにありんぐ 第1話
技術ではなく、人の心理やうっかりを突いて情報を盗む手口。のぞき見(ショルダーハッキング)、ゴミあさり(トラッシング)、なりすまし電話など。
SOCそっく 第44話
組織のネットワークや機器を24時間体制で監視・分析し、サイバー攻撃を検知して知らせる専門の組織。起きた事故への対応や再発防止は主にCSIRTが担う。
ダークウェブだーくうぇぶ
ふつうの検索エンジンや一般のブラウザではたどり着けず、特別なソフトウェアを使って接続するWebサイトの領域。盗まれた個人情報や攻撃の道具の売買などに使われる。
タイムスタンプ(時刻認証)たいむすたんぷ
電子データが、ある時刻に存在していたことと、その時刻より後に改ざんされていないことを、信頼できる第三者(時刻認証局)が証明するしくみ。
他人受入率(FAR)たにんうけいれりつ
生体認証で、登録された本人ではない人を、誤って本人と判定して通してしまう割合。判定をゆるくするほど上がり、逆に本人がはねられる割合は下がる。
多要素認証たようそにんしょう 第8話
知識(パスワードなど)・所持(スマホ、ICカードなど)・生体(指紋、顔など)のうち、異なる種類の2つ以上を組み合わせる認証。同じ種類を2つ重ねても多要素認証ではない。
DMZでぃーえむぜっと 第26話
インターネットと社内ネットワークの間に設ける区域。外部に公開するWebサーバやメールサーバを置き、万一乗っ取られても社内ネットワークに被害が及びにくくする。非武装地帯。
DDoS攻撃でぃーどすこうげき 第30話
多数の機器から一斉に大量の通信を送りつけ、サーバやサービスを使えなくする攻撃。1台から行うものはDoS攻撃。どちらも可用性を損なう。
デジタル署名でじたるしょめい 第8話
送る人が自分の秘密鍵で署名し、受け取る人が送る人の公開鍵で検証するしくみ。本人が送ったこと(なりすまし防止)と、途中で改ざんされていないことを確かめられる。
トロイの木馬とろいのもくば 第11話
役に立つソフトウェアを装って入り込み、裏で不正な動作をするマルウェア。自分で増える(自己増殖する)ことはしない。
認証局(CA)にんしょうきょく 第8話
公開鍵が本人のものであることを証明する電子証明書を発行する、信頼できる第三者機関。認証局と電子証明書で公開鍵を安全に使うしくみをPKI(公開鍵基盤)という。
ハイブリッド暗号方式はいぶりっどあんごうほうしき 第8話
共通鍵暗号と公開鍵暗号を組み合わせる方式。データは処理の速い共通鍵で暗号化し、その共通鍵を受け取る人の公開鍵で暗号化して渡す。
パスワードリスト攻撃ぱすわーどりすとこうげき 第30話
別のサイトから流出したIDとパスワードの組を使い、ほかのサイトへのログインを試す攻撃。同じパスワードを使い回している人が狙われる。
パスワードレス認証ぱすわーどれすにんしょう
パスワードを使わずに本人を確かめる認証。端末の生体認証と、端末の中に保管した鍵を組み合わせる方式(FIDO2・パスキーなど)がある。
バックドアばっくどあ
一度侵入した攻撃者が、正規の手続きをせずに後からまた入りこめるよう、システムにこっそり仕掛ける裏口。
ハッシュ関数はっしゅかんすう
どんな長さのデータからも、決まった長さの値を作る関数。元のデータが少しでも違えば全く違う値になり、値から元のデータを求めることは事実上できない。改ざんの検知などに使う。
ビジネスメール詐欺(BEC)びじねすめーるさぎ 第44話
経営者や取引先になりすました電子メールで、攻撃者が用意した口座へ送金させる詐欺。「振込先の口座が変わった」と装う手口が多い。対策は、メール以外の方法で本人に確認すること。
ファイアウォールふぁいあうぉーる 第26話
社内ネットワークとインターネットの境目に置き、あらかじめ決めたルールに従って、通してよい通信だけを通し、それ以外を遮断するしくみ。防火壁の意味。
ファイルレスマルウェアふぁいるれすまるうぇあ
実行ファイルをディスクに保存せず、メモリの上やOSに最初から入っている正規のツールを悪用して動く不正プログラム。ファイルを調べる従来型の対策では見つけにくい。
フィッシングふぃっしんぐ 第11話
実在の銀行や通販サイトなどを装ったメールやSMSで偽のWebサイトに誘導し、IDやパスワード、カード番号などを入力させてだまし取る詐欺。
VPNぶいぴーえぬ 第26話
インターネットなどの共用の回線の中に、暗号化などで仮想的な専用線を作り、安全に通信するしくみ。出張先や自宅から社内のネットワークにつなぐときに使う。
不正のトライアングルふせいのとらいあんぐる 第44話
内部の不正行為は「機会」「動機(プレッシャー)」「正当化」の3つがそろったときに起きやすいという考え方。対策では、アクセス権の制限や相互チェックで特に「機会」を減らす。
ブルートフォース攻撃ぶるーとふぉーすこうげき 第30話
パスワードとして考えられる文字の組合せを、片っぱしからすべて試す攻撃。総当たり攻撃ともいう。短く単純なパスワードほど破られやすい。
ボットぼっと 第11話
感染したPCを、外部の攻撃者が遠隔操作できるようにするマルウェア。多数のボットを集めて操るネットワークをボットネットといい、DDoS攻撃や迷惑メールの送信に使われる。
本人拒否率(FRR)ほんにんきょひりつ
生体認証で、登録された本人なのに、誤って本人ではないと判定して受け付けない割合。判定を厳しくするほど上がり、逆に他人を通してしまう割合は下がる。
マルウェアまるうぇあ 第11話
悪意を持って作られたソフトウェアの総称。ウイルス、ワーム、トロイの木馬、ランサムウェア、スパイウェア、ボットなどがすべて含まれる。
ランサムウェアらんさむうぇあ 第11話
PCやサーバのデータを勝手に暗号化するなどして使えなくし、元に戻す代わりに身代金(ランサム)を要求するマルウェア。払っても戻る保証はない。
リスクアセスメントりすくあせすめんと 第26話
リスクを見つけて大きさを見積もり、対応が必要かを判断する一連の作業。リスク特定→リスク分析→リスク評価の順に進める。
リスクベース認証りすくべーすにんしょう
いつもと違う端末・場所・時間帯からのログインを検知したときだけ、合言葉やワンタイムパスワードなどの追加の認証を求めるしくみ。
ワームわーむ 第11話
ほかのプログラムに寄生せず、単独でネットワークなどを通じて自分をコピーし、広がっていくマルウェア。
WAFわふ 第30話
Web Application Firewall。Webアプリケーションへの通信を調べ、SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングなどの攻撃を検知して防ぐしくみ。