第29話「問い合わせを減らせ!」
ストラテジ系 / 企業活動 ── テーマ:パレート図・特性要因図・散布図・ブレスト
▶ マンガで読む(無料・登録なし)この話で覚える用語(7語)
- パレート図ぱれーとず
- 項目を件数の多い順に並べた棒グラフと、その累積比率の折れ線グラフを組み合わせた図。どれから手をつけるべきか(重点)を見つけるのに使う。
- ABC分析えーびーしーぶんせき
- パレート図を使い、累積比率で項目をA(重要・上位)、B、Cのグループに分ける方法。Aから重点的に管理する。在庫管理や売れ筋の分析に使われる。
- 特性要因図とくせいよういんず
- 結果(特性)と、それに影響する原因(要因)の関係を、魚の骨のような形で体系的に整理した図。フィッシュボーン図ともいう。
- 散布図さんぷず
- 2つのデータを縦軸と横軸にとって点を打ち、2つの関係(相関)を見る図。右上がりなら正の相関、右下がりなら負の相関。
- ヒストグラムひすとぐらむ
- データをいくつかの区間に分け、区間ごとの件数を棒で表した図。データのばらつき(分布)のようすを見るのに使う。
- 管理図かんりず
- データを時間の順に折れ線で表し、上方管理限界・下方管理限界の線を引いた図。限界を超えた点や偏りから、工程の異常を見つける。
- ブレーンストーミングぶれーんすとーみんぐ
- 複数人で自由にアイデアを出し合う方法。批判しない、自由に発言する、質より量、他人の案に便乗してよい、の4つが原則。
試験に出るポイント
- 批判禁止:人の案を否定しない
- 自由奔放:突飛な案も歓迎
- 質より量:とにかくたくさん出す
- 結合・便乗:人の案に乗っかって広げてよい
- 頭の字で「ひ・じ・りょう・びん」→「肘(ひじ)に量(りょう)のビン」と唱える
- たとえ:文化祭の出し物決め。最初から「無理」と言うと案が出なくなる
- 多い順の棒+累積比率の折れ線 → パレート図(重点を見つける)
- 結果と原因を魚の骨の形で整理 → 特性要因図
- 2つのデータの相関 → 散布図/ばらつき・分布 → ヒストグラム
- 管理限界を超えた異常を見つける → 管理図
- ブレーンストーミング=批判しない・自由・質より量・便乗OK
確認クイズ(ITパスポート試験の形式)
- パレート図
- ヒストグラム
- 管理図
- 散布図
答えと解説を見る
正解:ア パレート図
多い順の棒+累積比率の折れ線はパレート図です。ヒストグラムはばらつき、管理図は時系列の異常、散布図は2つのデータの相関を見る図です。
- 特性要因図
- パレート図
- 散布図
- レーダーチャート
答えと解説を見る
正解:ア 特性要因図
結果と原因の関係を魚の骨の形で整理するのが特性要因図。パレート図は重点を見つける、散布図は相関を見る、レーダーチャートは項目のバランスを比べる図です。
- 他人の意見を批判せず、できるだけ多くの意見を出す
- 実現できそうにない意見は、その場ですぐに除外する
- 意見の数より質を重視し、優れた意見だけを出す
- 他人の意見に便乗した案は、独自性がないので出さない
答えと解説を見る
正解:ア 他人の意見を批判せず、できるだけ多くの意見を出す
批判しない・質より量・自由奔放・便乗OKが原則です。その場で除外したり、質を優先したりすると、意見が出にくくなります。
マンガのセリフ(文字版)
部長「家計簿アプリへの問い合わせが月500件!なんとか減らせい!」
ミライ「とりあえず、全部の問い合わせを1件ずつ見直して…」
ツカサ先輩「待て!まずどれから手をつけるかを図で決めるんだ」
ツカサ先輩「種類ごとに数えて多い順に棒、累積の割合を折れ線にする。パレート図だ」
ミライ「ログインと同期だけで7割!ここを直せば一気に減る!」
ツカサ先輩「重要なものをA・B・Cに分けるABC分析の考え方だ」
ミライ「でも、なんでログインの問い合わせが多いんだろう…」
ツカサ先輩「原因を整理するなら特性要因図。形から魚の骨ともいう」
ミライ「魚の骨!じゃあ今夜は焼き魚を食べながら考えます!」
ツカサ先輩「食べるな!結果と原因を骨の形に整理する図だ!」
ツカサ先輩「原因を出し合うときはブレーンストーミング。批判しない、量を出すがルールだ」
ミライ「「それはないでしょ」は言っちゃダメなんですね」
- 批判禁止:人の案を否定しない
- 自由奔放:突飛な案も歓迎
- 質より量:とにかくたくさん出す
- 結合・便乗:人の案に乗っかって広げてよい
- 頭の字で「ひ・じ・りょう・びん」→「肘(ひじ)に量(りょう)のビン」と唱える
- たとえ:文化祭の出し物決め。最初から「無理」と言うと案が出なくなる
部長「アプリの起動の速さと、評価の星の数は関係あるのかね?」
ツカサ先輩「2つの量の関係を見るなら散布図です」
ツカサ先輩「パレート図は多い順+累積の線。ヒストグラムはばらつきだ」
ツカサ先輩「毎日の応答時間に異常がないか見張るのが管理図だ」
ミライ「上下の線からはみ出したら要注意!」
ミライ「パレート図でログインに絞って、魚の骨で原因を洗い出します!」
部長「よし、来月は半分に減らすぞ!」
- 多い順の棒+累積比率の折れ線 → パレート図(重点を見つける)
- 結果と原因を魚の骨の形で整理 → 特性要因図
- 2つのデータの相関 → 散布図/ばらつき・分布 → ヒストグラム
- 管理限界を超えた異常を見つける → 管理図
- ブレーンストーミング=批判しない・自由・質より量・便乗OK
部長「ブレストは批判禁止だったな。つまり、わしのダジャレも批判禁止だ!」
ミライ「部長…それはルールの悪用です…」