📒 ミライのITパス日誌

第23話「AND検索で絞りこめ!」

テクノロジ系 / 基礎理論 ── テーマ:AND・OR・NOT・XOR・真理値表・ベン図

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この話で覚える用語(6語)

AND(論理積)あんど
「AかつB」。AとBの両方が1(真)のときだけ1になる演算。検索では全部の言葉を含むものだけが残るので、件数は減る(または変わらない)。
OR(論理和)おあ
「AまたはB」。AとBの少なくとも一方が1なら1になる演算(両方1でも1)。検索ではどれかを含めば残るので、件数は増える(または変わらない)。
NOT(否定)のっと
0と1をひっくり返す演算。1なら0、0なら1になる。検索では「その言葉を含まない」ものを探すときに使う。
XOR(排他的論理和)えっくすおあ
AとBのどちらか一方だけが1のときに1になる演算。両方1、両方0のときは0。「2つの値が違えば1」と覚える。
真理値表しんりちひょう
入力の0と1のすべての組み合わせについて、演算の結果を一覧にした表。入力が2つなら4通りの行になる。
ベン図べんず
集合(ものの集まり)を円で表し、円の重なりで関係を示す図。ANDは重なった部分、ORは2つの円の全体を表す。

試験に出るポイント

覚え方:スイッチと電球
ここ試験に出る!

確認クイズ(ITパスポート試験の形式)

問1 2つの入力A、Bについて、AとBの値が異なるときだけ1、同じときは0を出力する論理演算はどれか。
  1. XOR(排他的論理和)
  2. OR(論理和)
  3. AND(論理積)
  4. NOT(否定)
答えと解説を見る

正解:ア XOR(排他的論理和)
値が違うときだけ1になるのがXOR。ORは両方1のときも1になる点が違います。ANDは両方1のときだけ1、NOTは1つの値を反転する演算です。

問2 社内の文書データベースで「家計簿」を含む文書は120件、「アプリ」を含む文書は200件、両方を含む文書は50件あった。「家計簿 OR アプリ」で検索したときの件数はどれか。
  1. 270件
  2. 320件
  3. 50件
  4. 70件
答えと解説を見る

正解:ア 270件
ORは2つの円の全体。120+200だと重なりの50件を2回数えるので、50を引いて270件です。50件はANDの件数、70件は「家計簿だけ」の件数です。

問3 A=1、B=0 のとき、結果が0になる論理演算はどれか。
  1. A AND B
  2. A OR B
  3. A XOR B
  4. NOT B
答えと解説を見る

正解:ア A AND B
ANDは両方1のときだけ1なので、Bが0なら0。ORとXORは片方が1なので1、NOT B は0を反転して1になります。

▶ アプリでクイズに挑戦(間違えた問題は復習に残ります)

マンガのセリフ(文字版)

お客さまの問い合わせ記録を探すミライ

ミライ「「家計簿」で検索したら3万件…多すぎて探せない!」

ツカサ先輩「言葉を足して「家計簿 AND ログイン」で検索してみろ」

ミライ「え、言葉を増やしたら、もっと増えません?」

ツカサ先輩「逆だ!ANDは絞りこむんだ!」

ツカサ先輩「AND(論理積)は「AかつB」。両方を満たすものだけが残るから、件数は減る」

ツカサ先輩「OR(論理和)は「AまたはB」。どちらか一方でも満たせば残る」

ミライ「だからORだと件数は増えるんだ…!」

ABAND(論理積)AとBの両方ABOR(論理和)AかBの少なくとも一方ABXOR(排他的論理和)どちらか一方だけABNOT A(否定)Aでないもの全部
ベン図で見るAND・OR・XOR・NOT 色のついた部分が「結果に入る」ところ

ツカサ先輩「こういう円の図をベン図という。重なりがAND、全体がORだ」

ミライ「じゃあ「家計簿 NOT 広告」は?」

ツカサ先輩「NOT(否定)はひっくり返す。「広告」を含む記録が外れて、含まないものだけが残る」

ツカサ先輩「もうひとつ。XOR(排他的論理和)はどちらか一方だけのとき1。両方なら0だ」

ミライ「ORとどう違うんですか?」

ツカサ先輩「違いは両方1のときだけ。ORは1、XORは0。全部の組み合わせを並べた表が真理値表だ」

社員食堂のメニュー表を見た部長

部長「「カレー XOR ラーメン」だと…!?両方食べたいのに…」

ミライ「XORは片方だけ。両方はダメなんです、部長…」

ABANDORXOR00000010111001111110
真理値表(入力A・Bと結果) NOT A は A をひっくり返す(0→1、1→0)
📝 メモ:覚え方:スイッチと電球
  • AND=「安堵(あんど)」。件数がぐっと減ってホッとする
  • AND=スイッチ2つを直列につなぐ。両方オンで点く
  • OR=スイッチ2つを並列につなぐ。どちらかオンで点く
  • XOR=2つがちがうときだけ1。「おそろいはダメ」
  • NOT=あまのじゃく。1なら0、0なら1

ミライ「「家計簿 AND ログイン NOT 広告」で…30件!見つかった!」

ツカサ先輩「ANDとNOTで絞り、取りこぼしが心配ならORで広げる。使い分けだ」

📌 ここ試験に出る!:ここ試験に出る!
  • AND(論理積)=両方1のときだけ1。検索の件数は減る
  • OR(論理和)=どちらかが1なら1。検索の件数は増える
  • XOR(排他的論理和)=値が異なるとき1。両方1なら0(ORとの違い)
  • NOT(否定)=0と1を反転する
  • ベン図:AND=重なった部分、OR=2つの円の全体
  • OR の件数=A+B-(AND の件数)。重なりを2回数えない

オチ

部長「会議の出席者は「全社員 NOT 部長」で検索して…ん?わしがおらん!」

ミライ「部長、自分で自分を外しちゃってます!」

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