📒 ミライのITパス日誌

第24話「毎月、新機能を出したい!」

マネジメント系 / 開発技術 ── テーマ:ウォーターフォール・アジャイル・スクラム・XP

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この話で覚える用語(7語)

ウォーターフォールモデルうぉーたーふぉーるもでる
要件定義→設計→プログラミング→テストと、工程を上から順に1回ずつ進める開発モデル。前の工程に戻らないことを前提にする。計画や進み具合を管理しやすい。
プロトタイピングモデルぷろとたいぴんぐもでる
開発の早い段階で試作品(プロトタイプ)を作って利用者に見せ、要求を確かめながら進める開発モデル。利用者とのくい違いを早く見つけられる。
アジャイルあじゃいる
短い期間で「作る→動くものを見せる→意見を取り入れる」をくり返し、変化に素早く対応する開発の考え方。代表的な手法にスクラムやXPがある。
スクラムすくらむ
アジャイルの代表的な手法。スプリントという短い区切りをくり返す。プロダクトオーナー・スクラムマスター・開発者がチームとして進める。
XPえっくすぴー
エクストリーム・プログラミング。アジャイルの手法の1つで、ペアプログラミング、テスト駆動開発、リファクタリングなど具体的な実践(プラクティス)を定めている。
DevOpsでぶおぷす
開発(Development)担当と運用(Operations)担当が協力し、自動化なども使って、新しい機能を素早く安全にリリースし続ける取り組み。
リバースエンジニアリングりばーすえんじにありんぐ
すでにあるソフトウェアや製品を分析して、仕組みや設計(仕様)を明らかにすること。プログラムから設計書を作り直すときなどに使う。

試験に出るポイント

覚え方:名前のイメージ
ここ試験に出る!

確認クイズ(ITパスポート試験の形式)

問1 アジャイル開発の特徴として、最も適切なものはどれか。
  1. 要件定義から順に工程を進め、前の工程に戻らないことを前提とする
  2. 短い期間で開発と確認をくり返し、要求の変化に柔軟に対応する
  3. 開発の初期に試作品だけを作り、その後は工程を順に進める
  4. 開発をすべて外部の業者に任せ、完成品だけを受け取る
答えと解説を見る

正解:イ 短い期間で開発と確認をくり返し、要求の変化に柔軟に対応する
アジャイルは短い期間でくり返し、変化に対応します。順に進めて戻らないのはウォーターフォール、試作品で確かめるのはプロトタイピングです。

問2 XP(エクストリーム・プログラミング)のプラクティスのうち、外部から見た動作を変えずに、プログラムの内部構造を整理して読みやすくするものはどれか。
  1. リバースエンジニアリング
  2. テスト駆動開発
  3. ペアプログラミング
  4. リファクタリング
答えと解説を見る

正解:エ リファクタリング
動きは変えずに中を整理するのがリファクタリング。リバースエンジニアリングは既存の製品を分析して仕組みを調べることです。

問3 スクラムにおいて、プロダクトの価値に責任を持ち、開発する項目の優先順位を決める役割はどれか。
  1. スクラムマスター
  2. プロダクトオーナー
  3. 開発者
  4. プロジェクトスポンサー
答えと解説を見る

正解:イ プロダクトオーナー
何をどの順に作るか決めるのはプロダクトオーナー。スクラムマスターはチームが進めやすいよう支える役です。

▶ アプリでクイズに挑戦(間違えた問題は復習に残ります)

マンガのセリフ(文字版)

部長「前回の新機能は半年もかかった!これからは毎月新機能を出したい!」

ミライ「前回は全部作り終えてから見せたら、部長が「イメージと違う」って…」

ツカサ先輩「それがウォーターフォールモデルの弱いところだ」

ツカサ先輩「滝の水が上に戻らないように、工程を上から順に1回ずつ進める」

ミライ「計画は立てやすいけど、途中で変えにくいんですね」

ツカサ先輩「早い段階で試作品を見せて確かめるのがプロトタイピングモデル」

ツカサ先輩「スパイラルモデルは部分ごとに設計→開発→評価をらせん状にくり返す」

ミライ「ぐるぐる回って育てる…」

🌊ウォーターフォール工程を上から順に1回ずつ進める要件が固まった大きな開発向き🧪プロトタイピング早めに試作品を見せて利用者の要望を確かめる🌀スパイラル部分ごとに設計→開発→評価をくり返して大きくしていく🏃アジャイル短い期間で作って見せるをくり返し、変化に素早く対応
開発モデルのちがい 「何回くり返すか」「いつ見せるか」で区別する

ミライ「毎月出したいなら、どれがいいんですか?」

ツカサ先輩「アジャイルだ。短い期間で作って見せるをくり返す」

ミライ「あじゃいる…「味がいる」!料理の開発ですね!」

ツカサ先輩「味じゃない!英語で「すばやい」だ!」

ウォーターフォールアジャイル進め方工程を順に1回短い期間でくり返す変更後戻りしにくい変化を受け入れやすい向くとき要件が固まっている要件が変わりやすい料理ならコースを全部作ってから出す一皿ずつ出して感想を聞く
ウォーターフォールとアジャイル 試験では「どちらの特徴か」がよく問われる
📝 メモ:覚え方:名前のイメージ
  • ウォーターフォール=滝。流れ落ちた水は上に戻らない
  • プロトタイピング=スーパーの試食。買う前に味見してもらう
  • スパイラル=ソフトクリームのぐるぐる。1周ごとに大きくなる
  • アジャイル=「すばやい」。「味がいる」ではない
  • リファクタリング=部屋の片付け。住み心地(動き)は同じで中が整う

ツカサ先輩「アジャイルの代表がスクラム。ラグビーのスクラムのようにチームで進める」

ミライ「役割が決まってるんですか?」

🔁スプリント1か月以内(1〜4週間が多い)の短い区切り。この中で作って見せる👑プロダクトオーナー何を作るか、優先順位を決める(製品の価値に責任を持つ)🧭スクラムマスターチームが進めやすいよう支える進め方の相談役・じゃま取り
スクラムの言葉 スクラムマスターは「命令する上司」ではない

ツカサ先輩「もう1つの代表がXP(エクストリーム・プログラミング)」

ツカサ先輩「こっちは具体的なやり方がたくさん決まっている」

👥ペアプログラミング2人1組・1台のPCで書く1人が書き、もう1人がチェック✅テスト駆動開発先にテストを書き、そのテストに通るようにプログラムを書く🧹リファクタリング外から見た動きは変えずに中のプログラムを読みやすく整理
XPの代表的なやり方 「先にテスト」「動きは変えずに整理」がひっかけ

部長「作っても、本番に出すまで何週間もかかっては意味がないぞ」

ツカサ先輩「そこでDevOps。開発と運用が協力して素早く安全に出します」

ツカサ先輩「共通フレームは、発注側と開発側で作業や用語をそろえる共通の物差しだ」

ツカサ先輩「今ある製品を分析して設計を調べるのはリバースエンジニアリング」

ミライ「スクラムで2週間ずつ回して、毎回部長に見てもらいます!」

部長「よし、やってみせい!」

📌 ここ試験に出る!:ここ試験に出る!
  • 工程を順に進め、後戻りしない前提 → ウォーターフォール
  • 早めに試作品を見せて要求を確かめる → プロトタイピング
  • 短い期間でくり返し、変化に対応 → アジャイル(スクラム・XP)
  • 作るものの優先順位を決める → プロダクトオーナー
  • 先にテスト → テスト駆動開発/動きを変えず整理 → リファクタリング
  • 取引の作業や用語をそろえる物差し → 共通フレーム

最初のスプリント初日――

部長「わしもスクラムに入るぞ!ラグビー部の血が騒ぐ!さあ肩を組め!」

ミライ「組みません!スクラムはチームの進め方です!」

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