第3話「そのイラスト、使って大丈夫?」
ストラテジ系 / 法務 ── テーマ:著作権・産業財産権
▶ マンガで読む(無料・登録なし)この話で覚える用語(7語)
- 著作権ちょさくけん
- 文章・絵・音楽・写真・プログラムなど、作品を作った人の権利。作った瞬間に自動で発生し、届け出や登録はいらない。保護期間は原則、著作者の死後70年。
- アルゴリズムあるごりずむ
- 問題を解くための手順・考え方。プログラムの著作権では保護されない(プログラム言語や規約も保護されない)。
- 職務著作しょくむちょさく
- 社員が仕事として作り、会社の名前で公表した著作物は、原則として会社が著作者になるという決まり。
- 産業財産権さんぎょうざいさんけん
- 特許権・実用新案権・意匠権・商標権の4つ。特許庁に出願して登録されることで権利が生まれる。
- 特許権とっきょけん
- 新しい技術のアイデア(発明)を守る権利。出願から20年。
- 商標権しょうひょうけん
- 商品名やロゴマークを守る権利。登録から10年で、更新すればずっと続けられる。
- 意匠権いしょうけん
- 物の見た目(デザイン)を守る権利。出願から25年。
試験に出るポイント
著作権のきほん
- 作品を作った瞬間に発生(登録不要)
- 保護期間は原則、作者の死後70年
- 勝手にコピーしたり、ネットに載せたりするのはNG
- 利用規約で使ってよい範囲が決まっている素材もある
ここ試験に出る!
- 著作権は創作した時点で発生(登録不要)
- 産業財産権は特許庁への出願・登録が必要
- プログラムの著作権で守られないもの → アルゴリズム・プログラム言語・規約
- 仕事で作り会社名で公表 → 会社が著作者(職務著作)
- ロゴ・商品名 → 商標権/デザイン → 意匠権
確認クイズ(ITパスポート試験の形式)
問1 著作権が発生する時期として、適切なものはどれか。
- 著作物を創作した時点
- 文化庁に登録した時点
- 著作物を公表した時点
- 特許庁に出願した時点
答えと解説を見る
正解:ア 著作物を創作した時点
著作権は作った瞬間に自動で発生します。登録や公表は不要です。
問2 自社の商品名やロゴマークを保護するための権利はどれか。
- 特許権
- 実用新案権
- 意匠権
- 商標権
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正解:エ 商標権
名前やマークを守るのは商標権。特許権は発明、意匠権は見た目のデザインを守ります。
問3 プログラムに関して、著作権法で保護されないものはどれか。
▶ アプリでクイズに挑戦(間違えた問題は復習に残ります)
- プログラムのソースコード
- プログラムのアルゴリズム
- プログラムの説明書の文章
- 画面に表示されるイラスト
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正解:イ プログラムのアルゴリズム
アルゴリズム(解き方の考え)、プログラム言語、規約は著作権では保護されません。
マンガのセリフ(文字版)
ミライ「新サービスのチラシ完成!ネットで見つけたかわいいイラストを使っちゃった♪」
ツカサ先輩「それ、描いた人の許可は取ったか!?」
ミライ「えっ、ネットに載ってたし、自由に使えるんじゃ…」
ツカサ先輩「絵・文章・音楽・写真には著作権がある。作った人の権利だ」
ミライ「著作権って、どこかに申し込んでもらうんですか?」
ツカサ先輩「いや、作った瞬間に自動で生まれる。届け出も登録もいらないんだ」
📝 メモ:著作権のきほん
- 作品を作った瞬間に発生(登録不要)
- 保護期間は原則、作者の死後70年
- 勝手にコピーしたり、ネットに載せたりするのはNG
- 利用規約で使ってよい範囲が決まっている素材もある
ミライ「プログラムにも著作権はあるんですか?」
ツカサ先輩「ある。ただしアルゴリズム(解き方の考え)やプログラム言語そのものは守られない」
ツカサ先輩「社員が仕事で作って会社名で公表したものは、原則会社が著作者になる。職務著作だ」
ミライ「私が作ったチラシも会社のもの…!」
一方、発明やデザインを守るのは――
部長「産業財産権だな。こっちは特許庁に出願して登録しないと権利にならんぞ」
ミライ「うちのアプリのロゴマークを守りたいなら…」
ツカサ先輩「商標権だ。商標権だけは更新すればずっと続けられる」
ミライ「イラストは自分で描き直します!」
ツカサ先輩「または商用利用OKと規約にある素材を使おう。規約は必ず読むこと」
📌 ここ試験に出る!:ここ試験に出る!
- 著作権は創作した時点で発生(登録不要)
- 産業財産権は特許庁への出願・登録が必要
- プログラムの著作権で守られないもの → アルゴリズム・プログラム言語・規約
- 仕事で作り会社名で公表 → 会社が著作者(職務著作)
- ロゴ・商品名 → 商標権/デザイン → 意匠権