📒 ミライのITパス日誌

第17話「全員に売れ、は無理?」

ストラテジ系 / 経営戦略マネジメント ── テーマ:3C・STP・4P・プロダクトライフサイクル

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この話で覚える用語(7語)

3C分析すりーしーぶんせき
顧客・市場(Customer)、競合(Competitor)、自社(Company)の3つの観点から、自社を取り巻く環境を分析する方法。
STPえすてぃーぴー
セグメンテーション(市場を分ける)、ターゲティング(狙う顧客層を決める)、ポジショニング(競合と比べた立ち位置を決める)の順で進めるマーケティングの手順。
4Pよんぴー
売り手から見たマーケティングの4つの要素。Product(製品)、Price(価格)、Place(流通)、Promotion(販売促進)。組み合わせることをマーケティングミックスという。
4Cよんしー
買い手から見たマーケティングの4つの要素。顧客にとっての価値、顧客の負担(コスト)、入手のしやすさ(利便性)、対話(コミュニケーション)。4Pと1対1で対応する。
プロダクトライフサイクルぷろだくとらいふさいくる
製品が市場に出てから消えるまでを、導入期・成長期・成熟期・衰退期の4つに分ける考え方。時期によって売上や競争の状況、とるべき戦略が変わる。
AIDMAあいどま
消費者が商品を買うまでの心の動き。Attention(注意)→Interest(関心)→Desire(欲求)→Memory(記憶)→Action(行動)。
オムニチャネルおむにちゃねる
実店舗・Webサイト・アプリなど、すべての販売経路を連携させ、顧客がどこからでも同じように買い物できるようにすること。

試験に出るポイント

覚え方:4Pのひっかけと製品の一生
ここ試験に出る!

確認クイズ(ITパスポート試験の形式)

問1 プロダクトライフサイクルの成熟期の特徴として、適切なものはどれか。
  1. 売上の伸びが鈍り競争が激しくなるため、シェア維持や製品の改良が重要になる
  2. 製品がまだ知られていないため、認知度を高める広告が重要になる
  3. 需要が急速に拡大し、競合企業の参入が増える
  4. 売上が減少していくため、撤退や縮小を検討する
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正解:ア 売上の伸びが鈍り競争が激しくなるため、シェア維持や製品の改良が重要になる
成熟期は伸びが止まり競争が激しくなる時期です。認知度を高めるのは導入期、急拡大と参入は成長期、撤退の検討は衰退期の特徴です。

問2 マーケティングの4Pのうち、Placeに関する活動として適切なものはどれか。
  1. 製品を販売する店舗やWebサイトなどの流通経路を決める
  2. 製品の機能やデザインを決める
  3. 製品の価格や割引の方針を決める
  4. 広告やキャンペーンの内容を決める
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正解:ア 製品を販売する店舗やWebサイトなどの流通経路を決める
Placeは「どこで買えるか」の流通。機能・デザインはProduct、価格はPrice、広告・キャンペーンはPromotionです。

問3 STPマーケティングにおけるターゲティングの説明として、適切なものはどれか。
  1. 細分化した市場の中から、自社が狙う顧客層を決める
  2. 年齢や地域などの基準で、市場を細かく分ける
  3. 競合と比べた自社製品の立ち位置を明確にする
  4. 顧客・競合・自社の3つの観点から環境を分析する
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正解:ア 細分化した市場の中から、自社が狙う顧客層を決める
ターゲティングは狙う相手を決めること。市場を分けるのはセグメンテーション、立ち位置を決めるのはポジショニング、3つの観点の分析は3C分析です。

▶ アプリでクイズに挑戦(間違えた問題は復習に残ります)

マンガのセリフ(文字版)

部長「AI翻訳アプリの新版だ!日本中の全員に売りまくれ!」

ミライ「じゃあテレビCMで、赤ちゃんからお年寄りまでアピールしましょう!」

ツカサ先輩「待て!「誰に・何を・どう売るか」を決めずに売るのは無謀だ」

ツカサ先輩「まず周りを知る。3C分析で、顧客・競合・自社の3つを見るんだ」

👥顧客・市場(Customer)誰が、何に困っているか市場は伸びているか⚔️競合(Competitor)ライバルは誰かどんな強み・弱みがあるか🏠自社(Company)自社の強み・弱みは何か使える経営資源は
3C分析 3つともCで始まる英語

ツカサ先輩「次はSTP。市場を分けて、狙う相手を決めて、立ち位置を決める」

ミライ「文化祭なら、隣のクレープ屋とかぶらない売りを考える感じ!」

1S セグメンテーション年齢・目的などで市場を分ける2T ターゲティング狙うグループを決める例:海外旅行に行く大学生3P ポジショニング競合と比べた自社の立ち位置を決める例:圏外でも使える翻訳
STP(この順番で進める) S→T→Pの順。3Cとの混同に注意

ツカサ先輩「売り方の道具は4P。製品・価格・流通・販促を組み合わせる」

ミライ「買う側から見た4Cもあるんですね」

4P(売り手)4C(買い手)Product 製品Customer Value顧客にとっての価値Price 価格Cost 顧客の負担Place 流通Convenience入手のしやすさPromotion 販促Communication対話
4P(売り手)と4C(買い手) 左右が1対1で対応している
📝 メモ:覚え方:4Pのひっかけと製品の一生
  • Place は「場所」ではなく流通:どの店・どのサイトで買えるか
  • Promotion は販売促進:広告・キャンペーン・SNS発信
  • 4Pは売り手目線、4Cは買い手目線
  • 模擬店なら:メニュー・値段・売る場所・呼び込み、が4P
  • ライフサイクルは人の一生:赤ちゃん(導入)→青春(成長)→大人(成熟)→シニア(衰退)

部長「ところで、翻訳アプリの市場はいまどの時期なんだ?」

ツカサ先輩「プロダクトライフサイクルで考えましょう」

時期売上・競争やること導入期少ない知られていない知ってもらう広告・宣伝成長期急に伸びる競合が参入ブランド確立差別化成熟期伸びが止まる競争が激しいシェア維持改良・値下げ衰退期減っていく撤退・縮小を判断
プロダクトライフサイクル 売上の山なりカーブを4つの時期に分ける

ツカサ先輩「買うまでの心の動きはAIDMA。注意→関心→欲求→記憶→行動だ」

ミライ「CMで見て、気になって、欲しくなって…」

部長「わしの朝もAIDMAだ。目覚ましに注意し…最後の行動は二度寝!」

ツカサ先輩「寝起きの話じゃありません!買うまでの心の動きです!」

ツカサ先輩「店・Web・アプリをつなぎ、どこでも同じように買える。オムニチャネルだ」

ミライ「ネットで注文、お店で受け取り、とか!」

ミライ「3Cで周りを見て、STPで相手を決めて、4Pで売る!」

部長「全員はやめた。まずは海外旅行の大学生だ!」

📌 ここ試験に出る!:ここ試験に出る!
  • 3C=顧客(Customer)・競合(Competitor)・自社(Company)
  • STP=市場を分ける → 狙う相手を決める → 立ち位置を決める
  • 4P=製品・価格・流通・販売促進(売り手)/4Cは買い手目線
  • 成長期=急に伸び競合が参入/成熟期=伸びが止まり競争が激しい
  • AIDMA=注意→関心→欲求→記憶→行動
  • 店舗・Web・アプリの販売経路を連携 → オムニチャネル

翌朝の会議

部長「4PのPlaceは「プレイス」、つまりわしの席だな!」

ミライ「流通です!どこで買えるか、です!」

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